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【勉強メモ】プロジェクトマネジメントとは

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プロマネになりたい!

そんな記事を一つ前の記事に書きました。
しかしそもそもプロジェクトマネジメントって何でしょうか?
メンバーのスケジュール管理をすること、お客さんと要件を決めることだけがプロジェクトマネジメントでしょうか。
基本設計はPMの仕事でしょうか?詳細設計は?実装は?どんなことを責任として負うの?
一体何が責務として与えられていて、何をすることがプロジェクトマネジメントに当たるか。
座学的な側面からまとめていきたいと思います。
実際はどうとかは経験してないんで何とも言えないです。コメントお待ちしております。

そもそもプロジェクトとは

ここで指すプロジェクトとは、PMBOKから引用させて頂きますと、以下の通りになります。
プロジェクトとは、「独自のプロダクト、サービス、所産を想像するために実施する、有期性のある業務」である。

ようは納期決まってて何作るか決まってたらプロジェクトです。
1人でやってようが、100万人でやってようが、納期が決まってて何作るか決まってるならプロジェクトですね。
ITにおいては何らかのシステムを作ることが大半で、メンバーは大体において5名くらいでしょう。
納期は作る物次第で違いますが、短い物なら3ヶ月とかでしょう。
一人でやるような仕事においては経験上、大体1~2週間くらいだったりします。

「独自のプロダクト、サービス、所産」とか書いてます。
ここを細かく掘り下げる必要性はあまりないですが、要するに大量生産品みたいなものじゃないということです。
何か買ってきてそれを納品して、はい終わりーとはならない物です。

つまり、
1.納期がある。
2.何かを独自性のある物を作成する必要がある。
上記を満たせばそれはプロジェクトです。

また、参考にする資料次第では3つ目の特徴として以下が挙げられています。
プロジェクトマネジメントとは何か:PMBOKと実例で学ぶプロジェクトマネジメント(1)

3.段階的詳細化
プロジェクトの一般的な進行手順では、最初は大枠を掴むレベルに留めておき、
目標や成果物に対する理解が深まるにつれて、より明確かつ詳細な定義を行っていきます。
プロジェクトが始まった時点では、プロジェクトの全貌は描かれません。
プロジェクトが進むにつれてゴールへの道筋が明確にされていき、作業手順や成果物の詳細が決められます。
これを段階的詳細化と呼び、プロジェクトの大きな特徴となっています。 

プロジェクトマネジメントとは

プロジェクトの定義はわかりました。
ではプロジェクトマネジメントとは一般的には何を指すのでしょうか。
PMBOKから引用させて頂きますと、以下の通りになります。

プロジェクトマネジメントとは
「プロジェクトの要求事項を満足させるために、知識、スキル、ツール、および 技法をプロジェクト活動へ適用すること」
と定義されています。
思ったより幅広い業務がマネジメントとして扱われてるんじゃないか?ってのがぱっと見の感想でした。
分解して見ていきます。

「プロジェクトの要求事項を満足させるため」
この部分は「プロジェクトを納期通りに定義されたものを作成する」という解釈で良いでしょう。

「知識、スキル、ツール、および 技法をプロジェクト活動へ適用すること」
ここを見ている層であればWBSくらいは絶対見たことあると思います。
「WBS」はツールに当てはまります。
また、「WBSを利用することで、プロジェクトが円滑に進めることが出来る」という認識は知識に当たると解釈できるでしょう。
「WBSを利用するための必要な経験」はスキル、「WBSを利用し、タイムスケジュールを管理する」のは技法と解釈できるでしょう。

全てWBSを例に書いてますが、要するにこれらの知識をプロジェクト活動へ適用することが求められてると解釈できます。

上記の2つを合わせるとプロジェクトマネジメントとは

・納期通りに定義されたものを作成するために、具体的な手法等をプロジェクト活動へ適用すること

と解釈できます。

上記通りに解釈したとして、具体的な作業はどうなるか

・要件定義について
要件定義とは、お客さんからの要望を元に、プロジェクトの目的を定める行為なので、
これはPMの仕事に当たりそうです。
というかPMの試験対策の本読んでるとプロジェクトの計画についての記述があるので、
プロジェクトの計画に関連する作業は全てPMの本来の仕事に当たりそうです。

・基本設計について
ここからPMの仕事か怪しそうです。
要件定義は目的を定める行為ですが、
基本設計は画面の作成や、裏側のデータのやり取り等を定義する作業なので、
これで良いかをユーザーに確認を取る作業は間違いなくPMの作業でしょうけども、
基本設計のすべてがPMの仕事かと言われると違う気がします。

PMの本のプロジェクトの計画についてを読んでいる限りでは、
プロジェクトの計画に当たって要望をまとめ、実現可能かを考えプロジェクトのゴールを定めるところまでしかやっておらず、
基本設計はそれ以降の作業なので、マネジメント行為とは違うという認識はあってそうです。

しかし、現実はPMが担当することが多いみたいです。
【PM向き】プロジェクトマネジメントに必要なスキル・資質
image.png

僕個人の感想としては
PMが全体像把握してるんだからPMがするのが相当であるが、
その後の詳細設計があるのでPGに当たる人間も参加したほうが後の業務が円滑に進むんだろうなぁと思ってます。
このあたりでいわゆる情報共有を業務を通しながらやるのが良さそうだと思ってます。

PMの責務

本にはPMはこういう仕事です!とは書いてたんですが、
どこまで責任を負うものなのかは流石に書いてなかったので法律や裁判を参考に考えて行きます。

システム開発が未完成の場合の契約解除(ベンダのプロジェクトマネジメント義務とユーザの協力義務)
上記を参照すると、プロジェクトマネジメント義務というものがあり、それは以下になるようです。
image.png
要約すると以下のようです
・契約書や提案書で提示した開発手順や手法、作業工程等に従って開発作業を進めること
・常に進捗状況を管理し、開発作業を阻害する要因の発見に努め、これに適切に対処すること
・システム開発はユーザーと打ち合わせを重ねて行うことから、ユーザーは専門的な知識を持ってないことから、
 そのユーザーについても適切に管理し、開発作業を阻害する行為が無いようには働きかけること
 ※要はユーザーについても管理しましょうってこと

上記の義務を負うようです。
違反するとプロジェクトが失敗した場合に、それはPMの責任となるようです。

また、ユーザー側も協力義務を負うとのことです。
PMの仕事に直接かかわりがあるわけでは無いですが密接に関わりのあるものですね。

裁判を眺めていると面白かったので良ければ以下をどうぞ。
病院のシステムを作ったけど、途中で頓挫しちゃった裁判です。ちょっと長いです。
https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/065/087065_hanrei.pdf

まとめ

あんまり長い記事にすると書くのも大変だし結局公開しないから自分のためにも良くないと思ったので
たいして実の無い記事ですがこのあたりで公開します。

PMの仕事はプロジェクトの成功に大きく関与する物であり、その責任は重大です。
裁判の話全てを個人の責任になるかーという話をするとまた別ではありますが、
基本的にはPMにはプロジェクトマネジメント義務で定義された働きを求められるもののようです。

PM義務を見てると基本設計が誰の仕事かーなんて些細な問題を気にしてる場合じゃない気がしますね。
仕事が進まなかったら可能な限り進めるだけの努力をする義務を負ってる気がします。
労務の話になりつつありますね。
機会があればまた裁判確認して別の記事にまとめたいと思います。

結論が何とも言えないですが、PMについて大まかには調べれたので良いということにします。

PMの仕事は
プロジェクトを円滑に進めること!
以上です!

本を元に勉強し、その後調べてアウトプットしている関係上
本の著作権を犯さない範囲でしか書けませんが、PMの資格取るまで続けれることが出来ればいいと思うので、
かけることがあればまた更新します。

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