はじめに
2026年5月にISC2の CC(Certified in Cybersecurity) に一発合格できましたので、受験を検討されている方の参考になりますと幸いです!
なぜCCを受けようと思ったのか
2026年内にCISSPの受験を目指しており、2026年2月頃から勉強を開始していました。
その過程でISC2が「One Million Certified in Cybersecurity」というプログラムを提供していることを知りました。
このプログラムでは、CCの公式オンライン学習コースと試験が無料で受けられます。
せっかく無料で受けられるなら、本番の試験環境に慣れる前哨戦として活用しようと考え、受験を決めました。
2026年5月20日をもってプログラムへの新規登録は終了しています
(既存の有効な試験コードは2026年12月31日まで使用可能)
現在CCを受験する場合は通常の有料申込み(受験料199 USD)となりますのでご注意ください。
筆者はどんな人?
- 情報系大学卒
- SIer勤務の社会人歴9年目
- 1~3年目: ネットワーク機器の保守・運用
- ProxyサーバやFW等のログ監視
- ファイアウォール・L3,L2スイッチの設定変更
- 3年目以降: セキュリティサービスに関する研究開発など
- OSINTツールの調査・検証
- PoCコードの実装, システムへの組み込み(主にPython)
- AWSによるインフラ構築・運用
- AWSのセキュリティ対策
- その他
- 社内向けのセキュリティ学習コンテンツ整備
- 上記学習コンテンツを活用した社内研修の講師
- 年に数回社内のコミュニティメンバとCTFにチャレンジ
- 1~3年目: ネットワーク機器の保守・運用
- 受験歴
- 2018年10月: 基本情報技術者試験 合格
- 2022年10月: 応用情報技術者試験 不合格
- 2023年04月: 応用情報技術者試験 不合格
- 2024年03月: 情報セキュリティマネジメント試験 合格
- 2024年10月: 情報処理安全確保支援士試験 合格
- 2025年03月: CompTIA Security+(SY0-701) 合格
- 2025年04月: CompTIA CySA+ (CS0-003)合格
- 2025年11月: CompTIA Pentest+ (PT0-002)合格
- 2026年05月: ISC2 CC 合格 🆕
試験概要と出題傾向
ISC2とは?
ISC2(International Information System Security Certification Consortium)は、サイバーセキュリティ分野における世界最大規模の非営利認定団体です。
CISSP(Certified Information Systems Security Professional)をはじめとする国際的に認知された資格を提供しています。
ISC2 CCとは?
ISC2 CC(Certified in Cybersecurity) は、サイバーセキュリティ分野への入門として位置づけられている認定資格です。
特定のベンダーに依存しないベンダーニュートラルな資格であり、セキュリティの基礎的な概念・原則の理解を問う内容となっています。
試験情報
- 受験方法:Computer Adaptive Test (CAT)
- 出題形式:100問〜125問
- 対応言語:英語、日本語、中国語、韓国語、ドイツ語、スペイン語
- 試験時間:2時間
- 合格ライン:700点 / 1000点
- 試験形式:多肢選択問題(4択)
- 受験費用:199 USD
- 受験会場:ピアソンVUEテストセンター
- 有効期限:3年(CPEクレジットの取得と年会費の支払いで更新)
ドメイン(出題分野)の構成比率
| ドメイン | 内容 | 割合(%) |
|---|---|---|
| 1 | セキュリティ原則 | 26% |
| 2 | ビジネス継続性(BC)、災害復旧(DR)、およびインシデント対応の概念 | 10% |
| 3 | アクセス制御の概念 | 22% |
| 4 | ネットワークセキュリティ | 24% |
| 5 | セキュリティ運用 | 18% |
2026年9月1日より新しい認定試験要綱に基づいて実施されるとの案内が出ております
ドメインの内容や出題比率が変わっている部分もあります。
詳細は以下のページ等をご参照ください。
学習方法
スケジュール
- 2026-05-03: 学習開始
- 2026-05-18: 試験予約
- 2026-05-29: 受験
使用した教材
公式 ISC2 CC オンライン自習トレーニング
前述の「One Million Certified in Cybersecurity」プログラムを通じて、公式 ISC2 CC オンライン自習トレーニングに無料でアクセスしました。
各ドメインの内容が体系的にまとめられており、試験範囲の全体像を把握するのに役立ちました。
ビデオコンテンツは英語ですが、それ以外の部分は全て日本語になっています。
全体の所要時間は 10時間30分 ほどでしたが、業務に追われて勉強ができない日もあったので、全てのコンテンツが完了したのは受験前日でした。。
その他(CISSP学習リソース)
冒頭に記載した通りCISSPの受験を目指して学習を進めており、そちらの学習内容で重なる部分もありましたので併せて記載します。
Udemy
CISSP公式問題集
受験時点でこちらの問題集は全体の約40%まで完了している状態でした。
本番の試験体験と感想
今回は新宿のテストセンターで受験しました。
予約時間の1時間ほど前に到着し、前倒しで受け付けを済ませて予約時間よりかなり早く試験を開始しました。
直近で受験してきた CompTIA の試験と異なり、CAT方式 であるため1度回答した問題に戻って回答・見直しすることができないので注意が必要です。
これから受験される方へのアドバイス
- 試験は日本語で受験することができますが、翻訳にクセがある部分もあったので用語等は英語でも覚えておいたほうがよいと思います
- 公式のオンライン自習トレーニングで十分な学習量は確保できると思いますが、正解以外の選択肢がなぜ適当ではないかが不明瞭な問題などは生成AIを活用して不明点を完全に解消しておくのがよいと思います
他資格との比較
私の実感での難易度比較
| 資格名 | 勉強期間 | 体感難易度 |
|---|---|---|
| 情報セキュリティマネジメント | 約1か月 | ★☆☆☆☆ |
| 情報処理安全確保支援士 | 約7か月 | ★★★★★ |
| CompTIA Security+ | 約1か月 | ★☆☆☆☆ |
| CompTIA CySA+ | 約1か月 | ★★★☆☆ |
| CompTIA Pentest+ | 約1か月 | ★★★☆☆ |
| ISC2 CC | 約1か月 | ★★☆☆☆ |
難易度を例えるなら
- 前提知識: セキュリティの基礎知識(CompTIA Security+合格くらい)があれば取り組みやすい
- 勉強量: CompTIA Security+ と同程度
- 難しかったポイント: 業務であまり馴染みがないドメイン(1, 2)はやや理解が浅く、自信を持って回答できなかった問題が数問あったので重点的に勉強しておくべきでした
おわりに
以上、今回はISC2 CCの受験記でした!
翻訳のクセやCAT方式に慣れる意味で受験して良かったです。
おそらく次に挑戦するのはCISSPになると思いますので、
無事に一発合格の受験記を投稿できるように頑張りたいと思います!