はじめに 👋

皆さん、こんにちは！
普段はAWSをメインに触っている、エンジニア歴7年くらい？の者です。

「Google Cloud、最近よく聞くけど、ぶっちゃけAWSと何が違うの？」
「会社の資格支援制度、せっかくだから使ってみたいけど何を受けよう...」

そんなことを考えていた僕が、約3週間の学習で**「Professional Cloud DevOps Engineer」**に合格したので、その道のりを赤裸々に語ってみたいと思います！
AWS育ちのエンジニアがGCPの世界に飛び込んでみたリアルな体験記、これから受験するあなたの背中を少しでも押せたら嬉しいです！

筆者のスペック:
- エンジニア歴: 約7年。Webアプリ開発がメイン。
- クラウド経験: AWSが主戦場。IaC (CloudFormation) やCI (CodeBuild) は業務で経験済み。
- GCP経験: 1年ほどBigQueryを触ったことがある程度。gcloudコマンド？なにそれ美味しいの？レベルからのスタートでした😂
結果: 無事、一発合格しました！🎉

🤔 そもそも Professional Cloud DevOps Engineer ってどんな資格？

公式の説明はちょっと固いので、僕なりに噛み砕くと...

「イケてるサービスを、爆速で、しかも安定してユーザーに届け続けるための技術と文化、ちゃんと分かってる？」

ってことを証明する資格です。

名前に「DevOps」と入っていますが、中身はほぼSRE (サイトリライアビリティエンジニアリング) の試験と言っても過言ではありません。ツールの使い方だけじゃなく、「なぜそうするのか」というSREのマインドセットがめちゃくちゃ問われます。

どんな人におすすめ？

インフラ、SRE、運用担当者（これはドンピシャ！）
CI/CDをもっと良くしたい！と思ってるアプリエンジニア
「なんかウチの開発、リリース作業が重いんだよな...」と感じてるチームリーダー

僕自身、アプリ側の人間ですが、インフラとの連携をスムーズにするためのヒントがたくさん得られました！

🚀 3週間で駆け抜けた！俺の学習ロードマップ

僕が実践した学習期間と進め方はこんな感じです。

学習期間と時間

期間: 約3週間
時間: 平日は仕事終わりに1時間、休日は3時間くらい

具体的な進め方【3ステップ】

AWSの知識はあれど、GCPのサービス名は全然ピンとこなかったので、以下の流れでインプットとアウトプットを繰り返しました。

ステップ1: まずは触ってみる！Cloud Skills Boost でGCPと友達になる 🤝

いきなり参考書を読んでも眠くなるだけなので、まずは公式のハンズオンラボ**Cloud Skills Boost**で実際に手を動かしました。

「へぇ〜、GCPのCI/CDってCloud Buildってやつがやるのか」「Cloud Deployって便利じゃん！」みたいに、各サービスの役割と操作感を掴むのが目的です。ポチポチするだけでイメージが湧くので、初学者には絶対おすすめです。

ステップ2: Udemy模擬試験でひたすら殴り合う 🥊

ここが合格の最重要ポイントでした。
Cloud Skills Boostで何となく概要を掴んだら、すぐにUdemyの模擬試験問題集を購入して、とにかく解きまくりました。

多くは語れませんが、これだけは言わせてください。

本番試験とのシンクロ率が...!

間違えた問題の解説を読んで「なるほど、GCPではこう考えるのか！」と理解し、分からなかった単語は公式ドキュメントで確認する。このサイクルを繰り返すことで、知識が急速に定着していきました。はっきり言って、この模擬試験なしでの短期合格はあり得なかったです。

ステップ3: 仕上げは公式練習問題で腕試し 💪

最後に、公式サイトの練習問題で最終チェック。
Udemyで鍛えられていたおかげで、この段階ではかなりスラスラ解けるようになっていました。ここで自信をつけて本番に臨むのが黄金ムーブだと思います！

💻 いざ決戦！試験当日の話

テストセンター一択！そのワケは...

僕は迷わずテストセンターで受験しました。
というのも、過去にオンライン受験でPCの環境設定や海外の試験監督との英語チャットに手間取り、試験どころじゃなくなった苦い思い出があるので...😇
余計な心配をせず、100%試験に集中したいなら絶対にテストセンターがおすすめです。

ぶっちゃけ、試験の難易度はどうだった？

難易度: **「思ったより難しい...！」**が正直な感想です。アプリ開発寄りの僕には、SREの文化やポリシーを問う問題が特に手強く感じました。AWSの同資格よりは少し易しいかな？という印象ですが、決して舐めてかかってはいけません。
時間: かなり余裕がありました。 これは完全にUdemy様のおかげです（笑）。類似の問題が多く、サクサク進められたので、見直しの時間もたっぷり取れました。

🚨【超重要】ここだけは押さえとけ！頻出テーマTOP3

これから受験するあなたへ！ここだけは絶対にマスターしておいてください。

第1位: SREのマインドセットと考え方

ツールより何より、まずコレ。SREの基本的な概念がシナリオ問題としてめちゃくちゃ問われます。

SLI / SLO / SLA: サービスの「何を」「どのレベルで」約束するかの指標。この3つの違い、説明できますか？
エラーバジェット: 「100%の安定稼働は目指さない」という考え方。この予算内でいかにアグレッシブに開発するかがキモ。
ポストモーテム: 障害報告書のこと。ただし「誰が悪いか」を追求するのではなく、「どうすれば防げるか」を考える文化が大事。

第2位: CI/CDパイプライン関連サービス

モダンな開発の心臓部！これらのサービスがどう連携するのか、絵で描けるようにしておきましょう。

Cloud Build: ビルド・テスト・デプロイの自動化の要。
Artifact Registry: 作ったコンテナイメージなどを置いとく倉庫。
Cloud Deploy: GKEやCloud Runへのデプロイを管理してくれる司令塔。
Binary Authorization: 怪しいコンテナイメージが本番環境にデプロイされるのを防ぐ門番。

第3位: オブザーバビリティ（監視）三兄弟

システムの「今」を正しく知るためのツールたち。それぞれの役割の違いを明確に！

Cloud Monitoring: メトリクス（CPU使用率など）を監視して、グラフにしたりアラートを飛ばしたりする長男。
Cloud Logging: 吐き出されたログを全部集めて検索・分析できる次男。
Cloud Trace: リクエストの処理がどこで遅いのか、ボトルネックを特定してくれる三男。

さいごに

今回、思い切ってGoogle Cloudの資格に挑戦してみて、本当に良かったと思っています。
AWSとの違いを知ることで、クラウド技術に対する理解がさらに深まりましたし、何より**「マルチクラウドに精通したエンジニアになる！」**という新しい目標ができました。

もしあなたが受験を迷っているなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。特に僕のようなAWS畑の人間にとっては、新しい発見と学びの連続で、めちゃくちゃ楽しい経験になるはずです！

この記事が、あなたの合格のきっかけになれば、これ以上嬉しいことはありません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！✨```