概要

オープンCAEシンポジウム2021のオープンCAEコンテスト2021に応募したミルククラウン解析の解析結果をコンテストが終了したので、順次公開します。

解析モデル

解析は全体の1/4の領域で行い、後処理で対象面を結合します。
壁面はスリップなし、天井部は開放、底部は接触角5°を設定します。

|項目|単位|設定内容|
|---|---|:-:|:-:|
|液滴直径 D|mm|7.04|
|落下速度 U|m/s|1.61|
|初期水位 h|mm|0.82|

|項目|単位|設定内容x|設定内容y|設定内容z|
|---|---|:-:|:-:|:-:|:-:|
|長さ L|mm|30|30|20|
|分割数 N|-|300|300|150|

上図にある通り、x, y方向は均等に分割しますが、z方向は丈夫をgradingにして総メッシュ数を減らすようにしています。

解析はESI版_OpenFOAM-v2106_で実施しました。ソルバは_interFoam_で、_Smoothed CSF_モデルを実装しました。
_Smoothed CSF_モデルについては、別途詳しく説明します。