こんな課題、ありませんか?
高難易度タスクを若手に任せたら、終盤で大規模な手戻りが発生。
ベテランのサポート工数が増え、若手も自信をなくしてしまう…。
この課題、タスクの進め方を少し変えるだけで解決できるかもしれません。
「終盤のサポート」と「開始時点のペアプロ」
実装がほぼ終わってからのサポートは、根本的な設計変更が難しく、大きな手戻りになりがちです。
そこで提案したいのが、高難易度タスクこそ、ゼロから始まる最初の数時間だけペアプロする方法です。
- 【ペア】 設計と骨格を一緒に作る
-
【ペア】 残りの実装を
// TODO
で書き出す - 【単独】 若手がTODOを安心して埋めていく
チームに嬉しい「WIN-WIN」
この進め方は、関係者にとって嬉しい効果が期待できます。
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【若手のWIN】
安心して挑戦でき、成功体験を通じて成長できる。 -
【ベテランのWIN】
終盤の大きな手戻りがなくなり、前向きな「育成」に時間を使える。 -
【チームのWIN】
品質向上、知識の共有、そしてメンバーの成長に繋がる。
さいごに
育成とは、ただ任せるだけでなく安心して走れるレールを一緒に敷くことなのかもしれません。
「最初にペアプロ」は、そのための効果的な工夫の一つです。
チーム開発のヒントになれば幸いです。