作品名:読み込みちゃん
IT研修最終発表に向け、私たちは読み込みちゃんというシステムを作成しました。問題として、弊社ではファイルの数が多く、製品の過去データを確認する作業が多く、pdfを開いて確認しなければならないことも多く、確認の効率が悪いということがありました。
これを、一覧で確認できるようにし、pdfを開かなくても自動で情報を取り出せるシステムを作りたいと考えました。
解決策の一つ目として、teamsに製品コードを送ると、その製品に対応する情報を教えてくれ、さらにそのファイルも添付してくれるシステムを作ろうと考えました。
解決策の2つ目として、シェアポイントにpdfのファイル名の情報とpdfの収率をエクセルに出力できるシステムを作ろうと考えました。これにより、pdfを開かなくても情報を取り出すことができると考えました。
実装方法の一つ目として、teamsにコードを送ると、それに対応する製品情報とファイルを送ってくれるフローを作成しました。
teamsで送られてきたファイルをクリックするとファイルを開くことができます。
power automateを使用してShare pointに保存されているPDFのファイル名から情報を抜き出しExcelの表に出力しました。
今回ファイル名は「コード-製造場所-ファイルタイプ-製造タイプ-日付」となっていたので、それぞれ変数で処理しました。
次にPDFファイルの中に書かれている収率を抜き出しExcelの表に出力します。
PDFファイルから画像認識ができなかったので、一度PDFをJPGに保存しなおす過程を挟みました
JSON解析を挟み最後に「コード、製造場所、ファイルタイプ、製造タイプ、日付、収率」をExcelに追加しました。
苦労した点は、teamsでコードを送ったときに、一緒にファイルも送ってくれるようにした点、PDFの内容から収率を取得してエクセルの表に出力するようにした点、トリガーをshare pointにファイルが作成されたときに変更する点です。この作業はなかなかうまくいかなくて、本当に大変でした。
フィードバックと改善から得られた学び
フィードバックとして、teamsでファイルのリンクも送られてほしいというところと、情報の多くはファイル名から持ってくることができるということをフィードバックとして得られました。このことから、最初に課題を聞く段階と後日にフィードバックをもらう段階で、自分たちが求められているものと想像していたものには違いがあったことを知りました。
最初の段階で相手がどんなものを求めているのかを知ることが必要でした。
今後のデジタル活用への思い
chatGPTにとてもお世話になりました。もはや技術ではなく、どれだけAIを活用することができるのか、どれだけうまく巨人の肩に乗ることができるのかが重要になってくると思いました。つまり、誰でも作ろうと思えば作れるということを伝えたいです。
最初は知らなかったツールばかりで自分に扱えるか不安だったが、とにかく触ってみるを意識していろいろ試してみることで、研修前より知識を蓄えることができました。
今後も、様々なツールにチャレンジして知識を増やしたいと思いました。