この記事は個人開発者 Advent Calendar 2016 - Qiitaの1日目の記事です。今日は私(おんがえし)が趣味で開発しているスマホ専用のプログラミングアプリRubyPicoを紹介します!
個人開発者 Advent Calendarは、個人(数人でもOK)が趣味で作っているものを発表していくアドベントカレンダーです。制作物の規模、言語やジャンルは問いませんのでお気軽にご参加ください。(まだまだ空きがありますので引き続き参加者募集中です!)
RubyPicoとは?
スマホで楽しくプログラミングできるRuby開発環境。ファイルビューワ、エディタ、実行環境を含みます。(無料です)
PC環境がなくてもRubyを使ったプログラムが書けるようになります。便利なツールやゲームを作ったり、他のアプリの起動、Web APIなど用途はさまざまです。まずはRubyを学習してみたい人にも最適です。
インストール
App Storeからダウンロードできます。
irb
Rubyを対話的に実行することができます。Rubyの機能をちょっと確認してみたり、便利な電卓としても使えます。irbを使うためにRubyPicoをインストールしている人もいるようです。
Rubyのコードがそのまま動く
RubyPicoはmrubyというRubyの兄弟を使って作られているため、世の中にたくさんあるRubyのサンプルコードがそのまま(もしくは少しの修正で)動かすことができます。
以下は初めてのRuby(Rubyのために書かれた本です)という書籍内で紹介されていた素数を求めるプログラムです。
(2..100).each do |candidate|
sqrt = Math.sqrt(candidate)
factor_found = (2..sqrt).any? {|i| candidate % i == 0}
if factor_found then
print "#{candidate} は合成数\n"
else
print "#{candidate} は素数\n"
end
end
RubyPico向けに少し調整してありますが、以下のようにちゃんと動きます。
RubyPicoが使えるようになればRubyも書けるようになる(かもしれない)、ということでもあります。
RubyはGitHubやクックパッドといったたくさんの人達に使われているサービスを作るために世界中で使われているプログラミング言語です。RubyPicoをきっかけにRubyに興味が沸いたら是非Rubyにもチャレンジしてみてください。
もっと知りたい
RubyPicoはまだまだ開発中のアプリケーションです。最新情報は私のブログに投稿されますのでそちらをご覧ください。
チュートリアルとして20分ではじめるRubyをRubyPicoを使ってやるのもよいかもしれません。
最新版ではこんなこともできます。