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vueアプリケーションをインストールからGitHub Pagesに公開まで

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この記事について

vueアプリケーション開発に必要な環境設定と、作成したアプリケーションのGitHub Pagesへのデプロイの流れをできる限り丁寧にまとめました。GitHub Pagesは静的WEBサイトを無料公開できるサービスです。不明な点等ございましたら指摘していただけると助かります。

使用環境

エディション:Windows 11 Pro
バージョン:22H2

vueのインストール

用語解説

Vue.js
JavaScriptをベースとしたUI構築のためのプログレッシブ(先進的な)フレームワーク
@vue/cli
Vue.jsで開発をするためのツールCLIはもちろん、GUIも提供している
Node.js
サーバーサイドで動くJavascriptWindowsではインストーラによるNode.jsのインストールでnpmもインストールされる
npm
Node Package Managerの略Node.jsのパッケージを管理するためのもので、@vue/cliの使用に必要

1. Node.jsのインストール

Node.js公式サイトにアクセスし、インストーラをダウンロードします。特別な理由がない限り、LTS(推奨版)にするのがよいでしょう。

2. @vue/cliのインストール

続いて、Vue.jsの開発ツール@vue/cliのインストールです。
まず、コマンドプロンプトを起動します。
スクリーンショット 2023-08-31 140156.png
上のようなデスクトップの検索バーで「cmd」と入力すると、コマンドプロンプトが出てくるので開いてください。

コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。

cmd
> npm install -g @vue/cli

-g により、グローバルインストールとなり、システムディレクトリにインストールされるそうです。

vueアプリケーションの作成

コマンドプロンプトで任意のパスに移動し、以下のコマンドを実行します。

cmd
> vue create プロジェクト名

なお、半角英数字と一部記号(小文字のみ)以外を使うとエラーになりますのでご注意を。

以下のように選択肢が出ます。今回は、「default (babel, eslint)」のままEnter。
※上下矢印キーで切り替えができます。

cmd
? Please pick a preset:
> default (babel, eslint)
  Manually select features 

完了したら、作成したプロジェクト配下に移動します。

cmd
> cd  プロジェクト名

プロジェクトを起動します。

cmd
> npm run serve

ブラウザでhttp://localhost:8080/にアクセスし、以下のようなページが表示されたら、成功です!
※Ctrl+cでプロジェクトを停止することができます。

GitHubのアカウント作成

※GitHubアカウントをお持ちの方はこの章はとばして構わないです。
GitHub公式HPにアクセスしていただき、下のしるしのところでアカウントを作成することができます。スクリーンショット 2023-08-31 144532.png

GitHub Pagesへの公開

プロジェクトのビルド

「プロジェクト名」ディレクトリで以下のコマンドを入力し、VScodeを開きます。

cmd
> code .

ディレクトリ直下のvue.config.jsファイルを以下のように編集します。

vue.config.js
const { defineConfig } = require('@vue/cli-service');

module.exports = defineConfig({
  transpileDependencies: true,
  publicPath: process.env.NODE_ENV === 'production' ? '/product-frontend/' : '/',
  outputDir: 'docs'
});

以下のコマンドでプロジェクトをビルドします。

cmd
> npm run build

プロジェクトをビルドすると、ファイル群がまとめられたdocsフォルダが生成されます。
なお、デフォルトのビルド先はdistフォルダですが、今回設定でdocsに変更してます。

GitHubでリポジトリを作成

GitHub上でレポジトリを作成します。レポジトリ名は任意(今回はtest)の名前を付けます。無料で公開したい場合はPublicにする必要があります。
スクリーンショット 2023-08-31 151214.png
スクリーンショット 2023-08-31 151240.png
「プロジェクト名」ディレクトリで以下のコマンドを入力し、プロジェクトをgit管理して、GitHub上に作成したレポジトリにpushします。

cmd
> git init
> git add -A
> git commit -m "first commit"
> git branch -M main
> git remote add origin <リモートレポジトリURL>
> git push -u origin main

GitHub管理画面のSettingsからPagesを選びます。
スクリーンショット 2023-08-31 151723.png
スクリーンショット 2023-08-31 151748.png
branchの部分をmain、folderはdocsを選んで保存します。
スクリーンショット 2023-08-31 151833.png
スクリーンショット 2023-08-31 152655.png
https://<アカウント名>.github.io/<レポジトリ名>/に公開されます。
(反映には若干の時間を要します)
下のActionsの部分でデプロイの経過を確認することができます。
スクリーンショット 2023-08-31 151723.png

参照

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