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Excelで勉強記録表を作ろう-その1-

Last updated at Posted at 2025-12-09

Excelで勉強記録表を作ろう-その1-

自分の勉強記録を勝手に計算してくれる表が欲しい!
とおもいたったため、作成してみることにします。

表のイメージを考えてみる

表に自分が求めている条件を書き出してみます。
<前提条件>
・何月かを入力したら、勝手に日付と曜日が更新される
・一日に分けて勉強時間を設けることがあるので、それを勝手に足してほしい
・時間を0.00hみたいに表示させたい

<追加で設定したいこと>
①日付が記載されていない箇所はグレーアウトにしたい
②土日は色を変えたい
③達成したら達成したことを示すものが欲しい

前提条件をクリアできる表の枠組み作成

まずは、表示させるための枠組みを作ります。

おおまかな枠組みの作成

左から、日付、曜日、学習①~学習⑩、合計(日)欄を作成します。

次に、縦に32マス,横13マスで太枠で囲います。
これにより、31日間ある月にも対応できるようにします。

ある程度体裁を整えて、現在このような感じです。
スクリーンショット 2025-10-27 023218.png

勝手に日付と曜日が記載される関数の組み込み

先ほど作成しておいた、年と月を記載する欄を用いて、関数を作ります。

日付を記載する仕組みの作成

1日のセルに記載する関数

日付の記載が始まる箇所に以下関数を記載します。

=DATE(A2,B2,1)

"A2"=何年かを記載するセルを指しています。
"B2"=何月かを記載するセルを指しています。
上記を記載後、そのセルの書式設定を開きます。
[ユーザー定義]を選択し[種類(T)]の下の欄に"d"と入力します。
そうすることで、1と表示されるようになります。

2日~31日のセルに記載する関数

2日から31日で使用するセルには以下関数を記載します。

=IF(MONTH(C3+1)=$B$2,C3+1,"")

"C3"=先ほど関数を記載した、1日のセルを指しています。
この関数は、日付を1日ずつ進めながら、指定した月と一致するかどうかを判定する関数です。
一致していれば翌日の日付を表示させて、
そうでない場合(29日で終わりで30日がなく、翌日は別の月になる場合)は、空欄になります。

このセルも、書式設定を開いて、
[ユーザー定義]を選択し[種類(T)]の下の欄に"d"と入力します。
そうすることで、2のように日程で表示されるようになります。

記載が完了したら、31日のものを記載するセルまで、オートフィル(ドラッグ)で下のセルにコピーしていきます。
"B2"のセルに6月と入力している場合、次のように31日のセルは空白になっているはずです。
スクリーンショット 2025-10-27 030720.png

曜日を記載する仕組みの作成

曜日の記載が始まる箇所に以下関数を記載します。

=C3

"C3"=曜日を対応させたい日付を記載しているセルを指しています("1"と記載されているセル)。

記載が完了したら、そのセルの書式設定を開きます。
[ユーザー定義]を選択し[種類(T)]の下の欄に"aaa"と入力します。
そうすることで、と表示されるようになります。

記載が完了したら、31日のものを記載するセルまで、オートフィル(ドラッグ)で下のセルにコピーしていきます。

これにより、
・何月かを入力したら、勝手に日付と曜日が更新される
という条件をクリアすることができます。

現在、このような感じです。
スクリーンショット 2025-10-27 031819.png

一日の勉強時間が勝手に合計される仕組みの作成

1日の"合計(日)"のセルに以下関数を記載します。

=SUM(E3:N3)

"E3"=学習①という時間を記載するセルを指しています。
"N3"=学習⑩という時間を記載するセルを指しています。
この関数は一日の勉強時間の総合計を出すものです。

記載が完了したら、31日のものを記載するセルまで、オートフィル(ドラッグ)で下のセルにコピーしていきます。

その後、1日の学習①を記載するセルから、31日の"合計(日)"が表示されるセルまで選択し、書式設定を開きます。
[ユーザー定義]を選択し[種類(T)]の下の欄に"0.00h"と入力します。
そうすることで、0.00hというように少数第二位まで表示され、数値の後ろに"h"という単位が表示されるようになります。

これにより、
・一日に分けて勉強時間を設けることがあるので、それを勝手に足してほしい
・時間を0.00hみたいに表示させたい
という条件をクリアすることができました。

月の勉強時間の総合計が表示される仕組みの作成

最後に、任意のセルにその月の勉強時間の総合計を表示させます。
以下コマンドを記載します。

=SUM(O3:O33)

"O3"=1日の合計時間が表示されるセルを指しています。
"O33"=31日の合計時間が表示されるセルを指しています。
このセルも先ほど同様に、書式設定をします。
[ユーザー定義]を選択し[種類(T)]の下の欄に"0.00h"と入力します。
そうすることで、0.00少数第二位まで表示され、数値の後ろに"h"という単位が表示されるようになります。

現在、最終的にこのようになりました。
スクリーンショット 2025-10-27 033844.png

おわりに

これで前提条件をすべて満たした表を作ることができました。
次回は、追加で設定したいことを導入していきます。

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