結論
心に怒りを感じたとき、それを燻ぶらせると負の感情が増大して自分も他人も傷つける。怒りを感じたら行動を起こすときだと捉え、建設的に対応することで気が楽になる。
経緯
リリースまで完成した機能が丸ごと不要になった事件が起きた。原因を分析していくと、機能担当の人間(自分)と、ビジネス担当の人間の仲介がうまく機能しておらず、仕様が曖昧なままリリースさせてしまったことが分かった。
伝言ゲームをやめたいので、担当者同士で直接やりとりしたいと仲介担当に申し入れたが、契約の関係で仲介者を通さない情報伝達は禁止されていることを知った。理不尽さを感じた。
怒りが収まらないので、理不尽さを解消するために頭に負荷を掛けて改善提案を考えることにした。考えた提案を持って仲介担当と1対1で話し、結果として状況は改善しなかったものの、自分が感じた怒りは収束させることができた。
ポイントは、「自分が問題だと感じている状況を周りに知ってもらうための情報共有、および問題提起行動であり、性急な問題解決を目的にしないこと」だ。解決まで主導しようとすると誰かしら反発する人が出る。あくまで、自己主張の域を出ない意見であることを認識すると良いと思う。