『今日からはじめる情報設計 センスメイキングするための7ステップ』を参考にして、掲題の件を検証しようと思います。
自身がSESで仕事をしているので、そのことについて書きます。
参考:
第一章:混乱を見極める
- 自分が直面していると思われる混乱は何か?
- 仲介業者が2社入っているせいで現場のエンジニアが満足にサービスを顧客に提供できないという混乱。
- 意思共有ができない。
- 間に入る会社は、本質的に互いを敵だと思っているようにしか思えない。
- これは自分の解釈。
- 仲介業者が2社入っているせいで現場のエンジニアが満足にサービスを顧客に提供できないという混乱。
- ユーザー
- あなたのユーザーは誰か?
- SESの発注元。BtoC向けサービスのB側。
- 彼らについて何を知っているか?
- 業態。チーム。案件内容。
- 開発マネージャはリスクが見えすぎて逆にリスクが取れない。
- プロジェクトマネージャは顧客が見えるがエンジニアリングについて知識がない。
- どうすれば彼らをもっとよく知ることができるか?
- 飲みにでも行こうかと思ったが、飲みの習慣がない。
- 昼ご飯を一緒に食うかと思ったが、自分にその習慣がない。
- 業界用語についての知識を深め、顧客と同じ用語を使えるようになった。
- 彼らならこの混乱をどう説明するか?
- 「現場のエンジニアを考慮しない不義理な営業」が原因だと思われている。
- 実際にこう言われた。
- あなたのユーザーは誰か?
- ステークホルダー
- あなたのステークホルダーは誰か?
- 彼らが期待していることは何か?
- 顧客 : 仕事の継続
- 発注元 : 仕事の継続
- 下請けA : 仕事の離任。その後のことは不明。担当者の認識は不明
- 下請けB : 仕事の継続
- 下請けC : 仕事の継続
- ステークホルダーはこの混乱をどう思っているか?
- 乱暴に解釈すると、下請けAは面倒くさいと思っている。
- 下請けのエンジニアがギャーギャー言ってきてるのがうざったいと思っているのではないか?
- 彼らならこの混乱をどう説明するか?
- 現場のエンジニアが騒いだせいで現場が混乱している。
- ステークホルダーのうち、誰かを悪者にしてすべて責任を押し付けようとしている。
- 情報
- あなたはどんな解釈を行っているのか?
- 現場での仕事はきちんとしている自負があるので、顧客と請負会社との情報連携は合っているはず。B社はエージェントで、直接やりとりもしていて、顔が見える状態。
- 請負会社とA社との間、A社とB社との間のやりとりが分からない。ここで何かしら解釈の違いが生まれているのではないか?
- データやコンテンツが不足している状況で、どのような情報が生み出されるか?
- A社が現場エンジニアを切りたいと思っている。
- 理由は、ギャーギャー文句ばかり言うので面倒くさいから。
- あなたはどんな解釈を行っているのか?
- 現在の状態
- あなたが対処しようとしているのは、情報過多、情報不足、適切でない情報、あるいはこれらの組み合わせか?
- 情報不足と適切でない情報、の組み合わせ。
- あなたが対処しようとしているのは、情報過多、情報不足、適切でない情報、あるいはこれらの組み合わせか?
二章以降も検証を続ける。