2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

Databricks E2リリースで新しく追加された機能について

Last updated at Posted at 2020-11-05

#はじめに
2020年9月、AWS上で利用可能なdatabricksのプランに新しく E2 が追加されました。
この記事では、E2の機能について紹介していきます。

#プランの概要
E2のプランにすることで、以下の機能が使えるようになります。

  • マルチワークスペースアカウント
  • 顧客管理VPC
  • 安全なクラスター接続
  • ノートブックの顧客管理キー

それぞれの機能について、見ていきます。

##1. Multi-workspace accounts

アカウントAPIを使用し、単一のDatabricksアカウントで、複数の新しいDatabricksワークスペースをプログラムで作成することが可能です。作成する各ワークスペースには 異なる構成を設定できます。

##2. Customer-managed VPCs

デフォルトでは、Databricksは各ワークスペースのAWSアカウントにVPCを作成しますが、E2の場合、この顧客管理VPC機能により独自のVPCにDatabricksワークスペースを作成することができます。

image.png

##3. Secure cluster connectivity

すべてのノードがプライベートIPアドレスのみを持つクラスターを起動し、VPCに開いているポートがなくなることで、安全なクラスター接続が実現できます。

image.png

##4. Customer-managed keys for notebooks

ワークスペースの作成中に、**CMK(顧客管理キー)**と呼ばれる取り消し可能な秘密鍵を追加することができます。CMKとDMK(データ暗号キー)を結合し、ワークスペースにDEK(派生暗号キー)を作成します。

image.png

#価格について
11月4日現在では、公式ページでは価格オプションについて確認できませんでした。もしかすると現行のEnterpriseプランに含まれているかもしれませんので、今後確認でき次第追記していきます。

#まとめ
これらの機能によって、より安全でスケーラブルに、AWS上でdatabricksプラットフォームを利用することができそうですね。

#公式ドキュメント

2
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?