はじめに
本記事はMDC Advent Calendar 2021の2日目の記事です。
前日の記事は、@methimo さんのLinuC2を受けようと思ったのできっかけや勉強方法を書く、でした。
こちらに触発されて、資格試験についてぼんやりですが書いていきたいと思います。
資格試験との出会うまで
学生時代、私は優秀な人ではありませんでした。
一方で皆勤賞とか、何か追加でレポート出せば少し成績上がるとか、プラスアルファやればいいだけ系のものとかは積極的にやることで、周りの人に追いつこうとしていた記憶があります。
打算的ですが、何か秀でた能力や才能がないんだから仕方ないと自分に言い続けてました。
そんな中ですが学生時代に特に秀でてないにも関わらず、当時は大学院までいってメーカー系や研究職につく周りが多い中、学部卒で今の会社に入りました。手に職つけたかったのと、腕一本磨いていけば、会社渡り歩いて行けるかなと思っていたところがあります。
学生時代
そんな中の就職活動している中でIT系企業であれば、情報処理試験を受けて、基本情報ぐらいもっておいたほうが良いという就活サイトや先輩社員の話を受けて、学部4年の春に初めて情報処理試験の基本情報を受験しました。結果は惨敗でした。
基本情報は春と秋どちらも開催されていたので、その年の秋にも受けました。結果は午後少し点数足らず、不合格。向いてないな、とも思いました。
新卒入社直後
2回の不合格を受けてですが凹んではいましたが、新卒研修時期は残業もなく時間もあったので同期との交流は大事にしつつも、春の情報処理試験として3度目の受験をしました。
そこでなんとか合格、素直に嬉しかったですね。自己肯定感も一時的にアップしていたと思います。
その後も資格とって勉強していく習慣をなんとかつけて、応用情報(当時はソフトウェア開発技術者)、DBスペ、情報セキュリティ、アーキ、ととっていきました。NWスペは何度受験しても取れませんでした。未だに持ってないです。ので持っている人は尊敬します。
試験に落ちるということ
情報処理のサイトで合格、不合格が表示される瞬間、ベンダー資格では最後にポチッと結果送信した瞬間は未だにドキドキします。
不合格だった場合、すごく落ち込んで帰ります。
これまで過去最高回数落ちた試験は、XMLマスター:プロフェッショナル(アプリケーション開発)試験でした。アプリケーション開発とあるようにJavaでのXMLの扱い、具体的にはDOMとSAXというJavaの標準APIがあるのですがその仕様の確認とか、当時システム間連携通信で全盛とされていたSOAP電文やその仕様書であるWSDLなどとても広い範囲の試験でした。
かつ40問試験で8割以上正答で合格という基準だったので、あと1問で合格だったのに、、というのを2、3回繰り返した記憶があります。
最後には合格できて、その後仕事でも結構活用できたので取ったのはよかったなと思います。
仕事への活用
資格を取ってもそのまま仕事に応用できないよね、と思う方も多いかもしれません。でもそこは違っていて、直接応用ではなくても後で知識や必要スキルとしてつながったり、資格試験勉強時にみていたリファレンスサイトなどを見にいく習慣がつくなど動きの面でも変わってくると思います。
HTML5のL1、L2も持っているのですがL2の試験勉強時にお世話になった、CanIuseというサイトはちょうど先日もこの記法、このブラウザで対応していたかな、、、?と調べるときに使いました。役立ってます!
最近の考え方
最近は、コミュニティ活動、OSS活動、無料系含めたEラーニングの発達、普及などもあって、技術力をつける、証明するのは資格一辺倒ではなくなってきているとは思います。
一方、自身のサービスやスキル証明のために、AWSやSalesForce、Azureなど資格として公開してスキルを身につける1つの方法として活用、ユーザーコミュニティでも盛り上がって、知らない人同士でも切磋琢磨できるように、みたいな動きも活発で良いですよね。
まとめ
なんとなく始めた資格取得ですが、今も自身のスキルを習得する手段の一つであることは変わらないと思います。
いろいろ多様化している中ですが、目的と作戦練りながら時には資格試験取得も目指してみてはいかがでしょうか?
定期的に何かにチャレンジしましょう。
残るもの、第三者から認められるものは、単純にいいですよ。