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Shopifyがモバイルアプリをネイティブに戻す、AIが二度書きを安くした

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ひとことで言うと、「AIがコードを書けるので、手間が増える作り方でも割に合う時代になった」という話です。ネット通販の基盤を作るShopifyが、スマホアプリの作り方を大きく変えました。私たちが技術を選ぶときの当たり前も、静かに動き始めています。

きっかけは同社が公開した2本の技術記事です。中身はシンプルですが、示している変化は大きいと感じました。

目次

  • 「一度書けば両方」の前提がくずれた
  • なぜ二度書きが安くなったのか
  • 6人・12週間で作り直し、速くもなった

「一度書けば両方」の前提がくずれた

スマホアプリはふつう、iPhone用とAndroid用を別々に作ります。言語も別で、手間は二倍です。

これを一本化する技術がReact Nativeです。React Nativeとは、ひとことで言うと「iPhoneとAndroidを1つのコードで動かす仕組み」。Shopifyは長年これを推してきた代表格でした。

その同社が方針を逆転させました。主要アプリを、各OS純正の言語(iOSはSwift、AndroidはKotlin)で別々に作り直す「ネイティブ」方式へ戻すと表明したのです。買い物アプリ「Shop」はすでに移行済みで、本体アプリなども続きます。

🤖 なぜ二度書きが安くなったのか

理由はAIです。コードを書くAI(コーディングエージェント)が急に賢くなり、片方のOS向けに書いたものを、もう片方へ「翻訳」できるようになりました。

Shopifyはこう説明しています。

エージェントが実装・翻訳・テスト・レビューの多くをこなせるようになり、それはもう決め手ではなくなった。

一本化の一番の利点は「二度書かずに済む」ことでした。その手間をAIが肩代わりするなら、利点は薄れます。一方で、純正言語ならではの速さや使い勝手はそのまま残ります。

これまで: 1本のコード → iOS・Android両対応 → 楽だが窮屈
今回:   iOS版とAndroid版を別々に → [AIが片方を写す] → 手間は増えない

矢印は作る流れ、四角はAIの働きです。昔は共通化で手間を減らしていました。今は別々に作っても、写す作業をAIが担うので手間が増えません。

ただしAI任せだと質が崩れます。そこで作業を小さく区切り、テストと人のレビューを通してから次へ進む「Helix」という仕組みで品質を守ったといいます。

⚡ 6人・12週間で作り直し、速くもなった

規模感も具体的です。買い物アプリ「Shop」は、まず1人が1週間で試作し、中心となった6人が12週間で作り直しました。

しかも作り直した後のほうが速くなっています。起動が縮み、クラッシュはおよそ10分の1に減ったと報告されています。「AIで急いで作ると雑になる」という不安への、ひとつの反証です。

もっとも、これは誰にでも当てはまる話ではありません。Shopifyほどの体制と専用ツールがあってこその結果です。小さなチームが同じ速さを出せるとは限りません。それでも、「共通化こそ正解」という思い込みを揺さぶる事例として重い、と私は見ています。

出典(いずれも英語の公式ブログ):

📌 今日覚えること

  • AIが「作り分けの手間」を肩代わりし、技術選びの前提が変わり始めた。
  • 速く作れて、しかも品質も落ちなかった。カギは小さく区切って人が確認する進め方。
  • ただし大企業ゆえの特殊事情も大きい。自分の現場に当てはめる前に、条件の違いを見よう。

※本記事は一次情報の調査をAIが行い、事実確認のうえ執筆・公開しています。

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