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NativeScript開発でハマった時の対応まとめ

Last updated at Posted at 2016-06-29

概要

現在、NativeScriptでハイブリッドアプリの開発をしている。

以前にも書いたが、NativeScriptが他のハイブリッドアプリフレームワークと異なる点は、WebViewを使わずにネイティブのAPIを使えるところにある。初物というのもあるが、NativeScript自体が絶賛開発中なので、いろいろとハマる時は多い。そんなときにどのような対応をしているかをまとめてみる。

使用している技術

NativeScriptは、Angular 2・TypeScriptと親和性が高く、公式でもがっつりドキュメントが準備されていたりする。弊社では、Angular 2とTypeScriptのどちらも取り入れている。

対処法

ドキュメントを見る

易しい説明を見たい時にはドキュメントを見る。NativeScriptの使い始めにはざっと最初に読むといいと思う。ただし、詳細な使い方というよりは、概要や、なんとなくの完成像をイメージしたい時にみることがおおい。

GitHub issueやStack Overflowを一通り見る

何かエラーが出たら、GitHub issueやStack Overflowを一通りみている。適切な検索ワードをいれれば、まだissueがそこまで多くはないため、Google検索よりもほしい情報がすぐ手に入ったりする。また、NativeScriptコミッターの対応も早いので、issueがない時は自分で作成、質問するのも良い方法だと思う(自分も何度かissueを作成した)。

型定義ファイルを見る

TypeScriptの優位を活かし、型定義(.d.ts)を確認する。公式のドキュメントだと、最新のコミットを反映していなかったりするので、型定義を先にみるとスムーズになることもある。例えば、サポートしているStyleなどは、こちらの型定義をみると確認できるが、ドキュメントの方にはのっていないプロパティもいくつかあったりする。その上で型をみて使い方を読み取る具合。こちらはもっと活用して効率を上げてゆきたい・・・。

APIリファレンスを見る

Classなどの詳細な使い方を見たい時は、APIリファレンスを見たりもしている。例えば、UI Imageのstretchプロパティにはどんな値が入るか、というのがわからなかった時に、stretchで検索するとこちらのページがでてきたりする。知らないメソッドやプロパティを調べるのには良い手段である。

ハマったことのドキュメント化

JSで書けるとはいえ、通常のブラウザ開発とはかなり違ってくるので、環境構築などでハマることは多い。そういった点は、チームでドキュメントを作りまとめている。とにかく小さいこと、原因がわからないことでも共有されていることが大事なので、弊社では、esaでひとつのポストを作り、ハマった点をみなが書きなぐる形式をとっている。indexをチラミセすると以下の様な感じである。これによって、チーム内で同じことで消耗することを極力避けている。

ns.png

書籍を読む

これはNativeScriptというよりもAngular 2とTypeScriptのためが大きいが、書籍は以下のものを各自読むこととしている。

まとめ

以上、NativeScript開発でハマった時の対応でした!

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