Juliaをインストールする（ただし、Jupyter Notebookを使わずに：VSCode, Win/Mac/Linux共通）

MATLABユーザーがJuliaをインストールする。

背景

MATLABが遅い。Pythonは嫌い。
→Juliaという言語がいいらしい。

MATLABみたいに、統合した環境でやりたい。Jupyter Notebookみたいなブラウザベースのは好きじゃない。できれば、vscodeでやりたい。

インストール

Windows:

Wingetがインストールされていることを前提とする。
powershellから以下を実行

powershell.ps1

> winget install JuliaLang.Julia
> ls ~\AppData\Local\Programs\Julia-*\bin\julia.exe" | select Directory

で表示されたディレクトリを、コピーしておく。PATHに追加する。

powershell.ps1

> sysdm.cpl

「ユーザー環境変数」の「PATH」に、「新規」で先ほどのディレクトリ（C:\****）を貼り付ける。
powershellを再起動する。

Mac:

Homebrewがインストールされていることを前提とする。されてなければ、先にターミナルから

terminal.sh

$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

を先に実行しておくこと。その後、

terminal.sh

$ brew install julia

Linux:

Fedoraの例。各パッケージマネージャーの構文にあわせる。

terminal.bash

$ sudo dnf install julia

以降、OSにかかわらず共通。

Juliaの起動

ターミナルから起動してみる。

Mac-Studio:~ user$ julia
               _
   _       _ _(_)_     |  Documentation: https://docs.julialang.org
  (_)     | (_) (_)    |
   _ _   _| |_  __ _   |  Type "?" for help, "]?" for Pkg help.
  | | | | | | |/ _` |  |
  | | |_| | | | (_| |  |  Version 1.10.3 (2024-04-30)
 _/ |\__'_|_|_|\__'_|  |  Built by Homebrew (v1.10.3)
|__/                   |

julia> exit()

VSCodeプラグインの追加

VSCodeは先にインストールしておくこと。公式から落とせばいい

左ツールバーの拡張機能（□4個のボタン）から、「Julia」と検索してインストールする

動作テスト

適当なフォルダをcodeで開く

terminal.sh

mkdir ~/Documents/juliatest
cd ~/Documents/juliatest
code .

test.jlを左から作成して、例えば、以下のようにして右上の再生ボタン（実行）

怒られる。

output.log

~~~
ERROR: ArgumentError: Package Plots not found in current path.
- Run `import Pkg; Pkg.add("Plots")` to install the Plots package.
Stacktrace:
 ~~~

パッケージPlotsをインストールしてみる。ここに詳しい
https://qiita.com/skiing_LAL10/items/0c0132a34629fbc8a91f

下のターミナル.jl

julia > ]
(@v1.10) pkg> add Plots
~~~
(@v1.10) pkg> (デリートキー）
julia >

もう一度実行してみる