概要
以前の記事を書いた際と比べて、かなりインストールプロセスがFedoraと親和性の高いものになったようです。
例えば、以下の記事で紹介していたフォントインストール等は不要となりました。また、libxcrypt周りでの追加の必要手順も見つかりました。
ですので、改めて現状でのFedoraで必要なインストールプロセスについて、整理しておきます。
前提条件
Fedora 44 Workstation Edition (GNOME) を対象とします。
2026年7月現在、MATLABが公式に対応するOSはUbuntu、Debian、RHEL、SUSEのみです。サポート対象外であることを理解した上で、使用してください。
手順
1. MATLABを公式インストーラからインストールする。
最近のバージョンでは、これは難なく行えるようになりました。
インストールできたら、ターミナルから起動できることをいったん確認してください。(バージョン名は適宜変更してください。)
/usr/local/MATLAB/R2026a/bin/matlab -desktop
2. デスクトップ項目を追加する。
そのままではDockから起動できないので、.desktopファイルを作成します。バージョン名は適宜変更してください。
vi ~/.local/share/applications/matlab.desktop
[Desktop Entry]
Type=Application
Name=MATLAB 2026a
Icon=/usr/local/MATLAB/R2026a/bin/glnxa64/cef_resources/matlab_icon.png
Exec=/usr/local/MATLAB/R2026a/bin/matlab -desktop
これでDockから起動できます。
3. (日本語環境の場合)リンクを張ってMATLABホームディレクトリを作る。
初回起動時に(Documetns Directory)/MATLABがないと警告されますから、フォルダを作成した上でリンクを張ります。
mkdir ~/ドキュメント/MATLAB
ln -s ~/ドキュメント ~/Documents
4. Simulink用に依存パッケージを追加する。
Simulinkを起動しようとすると、以下のようなエラーが出ます。
Error loading /usr/local/MATLAB/R2026a/bin/glnxa64/CmlinkViewExtensions/shared_cmlink/view/svn/libmwcmlink_view_svn_extension.so.
libcrypt.so.1: 共有オブジェクトファイルを開けません: そのようなファイルやディレクトリはありません: 無効な引数です: 無効な引数です
ですので、OS側でインストールします。
$ sudo dnf install libxcrypt-compat
ここまで行えば、正常に動作しました。