概要
- カスタムメタデータ型はカスタム設定(リスト型)の様にデータローダを利用してCSVでデータのインサートを行えない
- 大量にカスタムデータレコードがある場合は、手作業でレコードを一つ一つ作成する必要がありとても時間がかかる
- Salesforce Summer ’20で新しく追加されたCLIコマンド
How
1.設定>カスタムコード>カスタムメタデータ型 からカスタムメタデータオブジェクトを作成し、任意のカスタム項目を作成
2.下記の形で任意の場所にCSVファイルを作成、作成するCSVファイルはNameと作成したカスタム項目分の列でOK
Name | カスタム項目API参照名 + __c | カスタム項目API参照名 + __c etc... |
---|---|---|
インサートしたい値 | インサートしたい値 | インサートしたい値 |
値 etc... | 値 etc... | 値 etc... |
3.VSCodeのOrg BrowserのCustum Objectsから作成したカスタムメタデータオブジェクトAPI参照名 + __mdtのメタデータを取得
4.VSCodeのターミナルから下記のCLIコマンドを実行
CLIコマンド
sfdx force:cmdt:record:insert --filepath path/to/my.csv --typename カスタムメタデータオブジェクトAPI参照名※ __mdtは不要
5.上記のCLIコマンドの実行後に、下記ファルパスにメタデータが作成されるのでデプロイを行う
ファイルパス
\force-app\main\default\customMetadata
6.設定>カスタムコード>カスタムメタデータ型 から作成されたレコードを確認