GitHubのリリース機能とは
簡単に説明するとライブラリやソフトウェアのリリースをGitHub上で管理できる機能です。
Release作成の流れ
1. GitHubのReleasesリンクをクリック
2. 「Draft a new release」をクリック
3. Release対象とするタグを選択して各項目を入力し「Publish release」をクリック
4. 新しいReleaseが追加されます
Release作成ページ解説
基本的にはタグの指定さえあれば作成可能です。ちなみにこの画面上からもタグを作成できます。
Choose a tag
Release作成時のタグを指定します。
新しくタグを作成する場合は「Choose a tag」にタグ名を入力し「Create new tag」を選択。作成元となるブランチorコミットを指定します。
ReleaseをPublishしたタイミングではじめてタグが作成されますが、Save Draft→Publishの場合は、すでにタグが存在すればそれを使用し、なければDraft時に設定したタグが新しく作成されます。
Generate release notes
「Generate release notes」をクリックするとリリースノートの自動生成ができます。この時にリリースノート内に表示するリリース内容の差分は「Previous tag」から指定できます。
リリースノートの自動生成をやり直したい場合は、Descriptionをクリアすると、再度「Generate release notes」がクリック可能になります
pre-release と latest について
pre-releaseのチェックをつけるとpre-releaseラベルをつける事ができます。その名のとおり、リリース前の目印となります
latestのチェックは最新のReleaseに対してLatestのラベルをつける事ができます。LatestがつけられるReleaseはひとつだけです。
Publish release と Save draft
基本的にPublishをするとReleaseが作成&公開されますが、公開する前に下書きを作成することも可能です。
release.ymlについて
リリースノートの自動生成ですが .github/release.yml
を作成しておくと、リリースノート内容に表示するPR一覧を、ラベル別にカテゴリを分けて表示する事ができます。
.github/release.yml
changelog:
exclude:
labels:
- ignore-for-release
authors:
- octocat
categories:
- title: Breaking Changes 🛠
labels:
- Semver-Major
- breaking-change
- title: Exciting New Features 🎉
labels:
- Semver-Minor
- enhancement
- title: Other Changes
labels:
- "*"
実際の表示がこちら
詳しくは公式ドキュメントをチェック!
自動生成リリース ノート - GitHub Docs
https://docs.github.com/ja/repositories/releasing-projects-on-github/automatically-generated-release-notes
最後に
基本的にはGitHubの公式ドキュメントを一読することをオススメします!
リポジトリのリリースを管理する - GitHub Docs
https://docs.github.com/ja/repositories/releasing-projects-on-github/managing-releases-in-a-repository
参考リンク
GitHubのリリース機能の使い方
https://github.com/okdyy75/sample-release
GitHubのリリース機能を使う
https://qiita.com/todogzm/items/db9f5f2cedf976379f84