はじめに
CentOSのDesktop環境にリモートデスクトップ接続をインストールしたので、手順をメモします。
環境情報
VirsualBoxの仮想マシンに、GNOMEをインストール済み、まだ仮想ネットワークはNATです。
[user@localhost ~]$ cat /etc/redhat-release
CentOS Linux release 7.6.1810 (Core)
[user@localhost ~]$ uname -a
Linux localhost.localdomain 3.10.0-957.5.1.el7.x86_64 #1 SMP Fri Feb 1 14:54:57 UTC 2019 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux
[user@localhost ~]$uname -a
インストール及び設定手順
インストール
XRDPをインストールします。
sudo -E yum install epel-release -y
sudo -E yum install xrdp tigervnc-server -y
起動と自動起動設定
XRDPを起動します。まだ、次回から自動起動させるため自動起動を設定します。
sudo systemctl start xrdp
sudo systemctl enable xrdp
ファイアウォール設定
ファイアウォールにリモートデスクトップ接続用ポートを許可するように設定します。
sudo firewall-cmd --permanent --zone=public --add-port=3389/tcp
sudo firewall-cmd --reload
仮想マシンの設定
今回は仮想マシンのNATネットワークにホストPCから接続するためにポートフォワーディングを設定します。
-
Oracle VM VirtualBox マネージャーから該当する仮想マシンを選択し、「設定」⇨「ネットワーク」⇨「アダプター1」⇨「高度」⇨「ポートフォワーディング」の順にポートフォワーディングルール画面を開きます。
-
「+」ボタンを押して、追加されたルール行に下記値を入力します。
|項目|値|
|:-:|:-:|
|ホストIP|127.0.0.1|
|ホストポート|13389|
|ゲストポート|3389| -
「OK」を押してルールを確定します。
接続確認
Windowsから接続できることを確認します。
- Windowsから
mstsc
コマンドでリモートデスクトップクライアントを起動します。 - 「コンピュータ」に「127.0.0.1:13389」を入力し「接続」をクリックします。
- CentOSのRDPログイン画面にユーザーIDとパスワードを入力して接続します。