2
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

VirtualBoxにCentOS7インストールする--SSH接続まで

Last updated at Posted at 2018-08-28

社内環境にはプロキシー経由でインタネットをアクセスすることが多いです。
いろいろなアプリがインストール・利用するときに、プロキシーの設定でハマってしまって、数時間をかかって解決できなかった問題が、家に帰って、自分のパソコンで数分で解決したことがありますでしょうか。
今回はあえて自分のパソコンにプロキシーが必要な環境を作成してみます。

 バージョン情報

今回に使用する主なソフトウェアバージョンは以下の通りです。

バージョン 備考
HOST OS Window 10 バージョン2004(OSビルド19041.208)
VirtualBox 6.1.6 2020/05/03最新版
Guest OS CentOS 7.8(2003)
プロキシーサーバー squid Windows Sub System for Linux(ubuntu)にインストール済み

事前準備

ホストオンリーネットワークアダプタの設定の確認

ホストオンリーネットワークアダプタはGuestOSとHostOSの間しか通信できないアダプタです。
GuestOSがHostOSのみ通信させ、HostOSに起動したJmeterのプロキシー機能を経由で外部と通信させます。

次の手順で設定を確認します。
VirtualBoxを起動し、メニュー「ファイル」⇒「ホストネットワークマネージャー」を開き、ホストオンリーネットワークアダプタが存在し、DHCPサーバーが有効になっていることを確認します。
存在しなかったら、 作成してDHCPを有効かします。

CentOSイメージダウンロード

CentOSホームページからMinimal ISOをダウンロードします。

仮想マシン作成

次の手順で仮想マシンを作成します。

  1. VirtualBoxメニュー「仮想マシン」⇒「新規」を選択します。
  2. 「名前とオペレーティングシステム」画面で、「名前」に「CentOS7-2003」を入力し、「次へ」をクリックします。
  3. 「メモリーサイズ」画面はそのままで「次へ」をクリックします。
  4. 「ハードディスク」画面はそのままで「作成」をクリックします。
  5. 「ハードディスクのファイルタイプ」画面はそのままで「次へ」をクリックします。
  6. 「物理ハードディスクにあるストレージ」画面はそのままで「次へ」をクリックします。
  7. 「ファイルの場所とサイズ」画面はそのままで「作成」をクリックします。
    作成された仮想マシン「CentOS7-2003」が仮想マシン一覧に表示されます。

仮想マシン設定

次の手順で仮想マシンを設定します。

  1. 仮想マシン一覧から「CentOS7-2003」を選択し、「設定」メニューをクリックします。
  2. 「ストレージ」をクリックし、「コントローラー:IDE」の「空」を選択して、「光学ドライブ」右側のアイコンより先ほどダウンロードしたCentOS-7-x86_64-Minimal-2003.isoファイルを選択します。
  3. 「ネットワーク」をクリックし、「アダプター1」タブの割り当てを「NAT」から「ホストオンリーアダプター」に変更します。
  4. 「OK」をクリックし設定を完了します。

CentOSインストール

次の手順で仮想マシンを設定します。

  1. 仮想マシン一覧から「CentOS7-1804」を選択し、「起動」メニューをクリックします。
  2. 矢印キーで「Install CentOS 7」を選択し、「Enter」キーを押します。
  3. 「言語選択」画面で「日本語」、「日本語(日本)」を選択し、「続行」をクリックします。
  4. 「キーボード」が「日本語」になっていることを確認します。
  5. 「インストール先」をクリックし、そのまま「完了」をクリックします。
  6. 「ネットワークとホスト名」をクリックし、「Ethernet(enp0s3)」の右側をクリックし「ON」に変更します。IPアドレスが表示されましたら、「設定」をクリックし、「全般」タブの「この接続が利用可能になったときは自動的に接続する」をチェックし「保存」をクリックします。続いて「完了」をクリックします。「ネットワークとホスト名」の下に、「有線(enp0s3)が接続されました」が表示されることを確認します。
  7. 「インストールの開始」をクリックして、インストールを開始します。
  8. 「ユーザーの設定」画面で「ROOTパスワード」をクリックし、「rootパスワード」と「確認」に「password」を入力し、「完了」を二回クリックします。
     (ここで「このユーザーを管理者にする」をチェックすると、後続のusermod -g wheel userコマンド実行が要らなくなります)
  9. 同じ画面で「ユーザーの作成」をクリックし、「フルネーム」と「ユーザー名称」に「user」を入力し、「パスワード」と「パスワードの確認」に「pwd」を入力して、「完了」を二回クリックします。ここで「user」というユーザーを作成します。
  10. 「完了しました!」が表示されましたら、「再起動」をクリックしてインストールを完了します。

CentOS初期設定

CentOSが起動したら、「root」でログインします。

  1. IPを確認します
ip a

ここで確認されたIPでSSHが接続できるになります。続いてrootユーザーでいくつの設定をします。

2.プロキシー設定

echo export http_proxy=http://192.168.56.1:3128>/etc/profile.d/proxy.sh
echo export https_proxy=http://192.168.56.1:3128>>/etc/profile.d/proxy.sh
source /etc/profile.d/proxy.sh
# 結果確認
curl www.google.co.jp

3.「user」ユーザーを「wheel」グループに追加
「user」がsudoできるため

usermod -g wheel user

4.システム更新

yum -y update

今日はここでおしまい。

  

2
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?