参考書無しで情報処理安全確保支援士試験に合格した話
こんにちは。さんぺと申します。
この度4回目の受験でR7秋の情報処理安全確保支援士(SC)の試験に合格しました。
参考書を落ち着いて読む時間がありませんでしたので参考書無しで勉強を進めてきました。少しでも参考になれば嬉しいのと、私自身の備忘として、合格までに私がやってきたことをまとめます。
はじめに
本記事は、情報処理安全確保支援士に合格した際の体験記です。
これから受験される方、特に以下のような方の参考になればと思い、記録として残します。
- 情報処理安全確保支援士の試験に合格したい方
- 腰を据えて勉強時間を確保するのが難しい方
- 動画での学習に抵抗がない方
※ 勉強法だけ見たい方は学習全体の方針からお読みください。
※ 本記事は あくまで個人の体験談 であり、万人に最適な方法ではない点はご容赦ください。
目次
前提(筆者スペック)
お前誰?と思われていると思いますので先に私のスペックについてお話しておきます。
- 職種:SIer
- 実務経験年数:6年目
- 取得済み資格:FE,AP
- 受験回数:4回
- 勉強期間:合計150hほど?
私はJavaを使ったWeb開発を3年ほど経験し、現在は某SaaS案件に従事しております。業務では要件定義から運用保守まで一度は担当したことがあるくらいのスキルセットです。
開発経験があるため簡単なJavaやSQL、JavaScriptの問題は読むことができます。
セキュリティ関係の業務には携わっておらず、セキュリティに関する用語、考え方はほぼ全て本試験の学習で得たものになります。
また平日はフルで出社しており、家に帰宅する時間も22:00~24:30頃の生活を送っているため勉強に充てられる時間はほぼありません。
試験概要と難易度の所感
- 午前Ⅱ問題の特徴
- 午後問題(記述・論述)の特徴
※午前Ⅰについては割愛します。
午前Ⅱ試験は幅広い分野で出題され、過去出題された問題の他にも新しい技術や考え方についても出題されます。
午後についてもネットワーク、セキュアプログラミング、インシデント管理、ログ解析、脆弱性診断、XSS、認証・認可など幅広い分野で出題されます。
個人的には午後が難しく、正しく文章を理解する読解力と正しい対応を文章に表すための知識、記述力が試されます。
落ち着いて読むと理解できる文章も、時間制限と本番のプレッシャーで正しく読めず、勘違いしたまま読み進めて大失点するというのも珍しくないと思います。(私はプレッシャーに負けてこれをやったので仲間がいると信じてます笑)
午前はひたすら過去問を解いていれば落ちることはまず無いと思います。
参考までに試験要綱には下記のように記載されていました。
▶ 情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 試験要綱(変更箇所表示版)
https://www.ipa.go.jp/shiken/syllabus/nl10bi0000007snf-att/youkou_ver5_4_henkou.pdf

学習全体の方針
それでは本題の参考書無しの勉強法に触れていきます。
やることは大きく4つです。
- 過去問道場周回
- Youtubeで知識収集
- 過去問を解く
- 上記でわからないことを全部ChatGPTに質問する
※ChatGPTは月20$課金しています。
午前対策
ここは皆さん同じかと思いますが、過去問道場を使います。
▶ 情報処理安全確保支援士 過去問道場
https://www.sc-siken.com/sckakomon.php
ひとまず問題と解答・解説をひたすら暗記してイメージを固めてください。
33回分掲載がありますので全問解いたとしても 33回 × 25問 = 825問 です。応用情報経験者であればこの問題数くらいは朝飯前だと思います。
私はここに時間をかけたくなかったので会社の昼休みを使ってご飯食べながら周回してました。

わからない単語があれば調べるか、ChatGPTに聞いてイメージを膨らませてください。
午後対策(記述・論述)
ここが一番気になるところかと思います。
まずYouTubeでひたすら知識を集めていきます。動画を見る時間は基本的に、寝る前、歯磨き中、朝ご飯中、夜ご飯中、洗い物中です。家事の時間を使って勉強を進めます。
また、のっぴきならない理由がなければ音量は大きめで1.25倍速で見ます。
下記は私が学習時に特にお世話になったYouTubeコンテンツです。
※これを見たから受かる!といったような合格を保証するものではございませんのであくまで参考にしたという位置づけとご認識ください。
▶ 【ゼロからスタート】情報処理安全確保支援士対策
https://www.youtube.com/watch?v=vmRkn5JNqa0&list=PLfrpqyRFsglL3WgvYiZsBO7Al1YsE64DI
こちら一番お世話になった まさるの勉強部屋 さんのプレイリストです。書籍化もされている内容で、2025年12月現在で91本の動画を上げてくださっています。
私はこの動画を3周ほど見ていました。
▶ 情報処理安全確保支援士
https://www.youtube.com/watch?v=iy0ZEu4hhv8&list=PLFUn1p4UJN9WMCglSxny4PXRELpRXrkG6
こちらは NWW【ネットワークエンジニア】 さんのプレイリストです。令和3年春~令和7年春までの問題が全てではないですが、解説されており、解き方や考え方がとても参考になります。
特に、過去問を一度読んでから動画を視聴すると、問題のどの部分からどのように情報を読み取っているのかというところまで学ぶことができます。
▶ 情報処理安全確保支援士会
https://www.youtube.com/@%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%87%A6%E7%90%86%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A2%BA%E4%BF%9D%E6%94%AF%E6%8F%B4/videos
こちらはプレイリストではなくチャンネルそのもののリンクを貼らせていただきました。試験に有用な参考書を書かれている、情報処理安全確保支援士会理事の 村山直紀 さんが解説しております。
わかりやすくどのような観点で、どこから回答を引っ張ってくるかを細かく学ぶことができます。また、ここから問題が出た等問題をどこから作成しているか?的なところにも触れておりとても参考になります。
(最近だと 中核人材育成プログラム 卒業プロジェクト が話題でしたね。。)
もちろん上記だけでなく 中核人材育成プログラムの内容 や 情報セキュリティ10大脅威 などは自力で情報を集めていました。
また、わからない点はすぐ調べるかChatGPTに聞いていました。
実際の勉強の進め方
平日は業務と睡眠優先でやれるだけやる。休日はイベント・家事優先でやれるだけやる。みたいな進め方をしていました。
基本的には体調を崩さない、仕事のパフォーマンスを落とさないために 勉強の時間を増やしすぎない ようにしていました。試験勉強で仕事が身に入りませんみたいなのは良くないしね。。。
※細かい勉強スケジュールは固定化できるような進め方をしていなかったのでまとめません。すみません。
本番当日の立ち回り
- ちゃんと前日寝て朝起きる!
- ご飯は軽めに食べる!
- 問題よく読んで頑張って回答する!
以上!
まとめ
今回4回目にして情報処理安全確保支援士に合格することができました。ただ、思い返してみると4回ともずっと忙しく、私の中で一番つらかった試験だったと思います。一度も万全の状態で受験はできませんでした。
1回目は受験直前、急遽夜勤になり寝不足の状態で受験し撃沈。2回目は80時間残業で疲労を引きずってしまい当たりの問題だったのに午後59点で撃沈。3回目は試験前日に会社の昇格試験があり業務多忙も重なり撃沈。今回も合格こそしたものの結婚式準備、会社のセミナー準備、車の個人間取引の書類準備など炎上案件を抱えながらマルチタスクをこなしながらの受験でした。
そんな中でも時間をかければ合格のレベルまで勉強する手法があるというのは良い時代だなと思います。特に今回ChatGPTには大変お世話になりました。私のこれからの勉強にも必須の存在です。ChatGPTなしでは明らかに理解が深まりませんでした。
また、情報処理安全確保支援士については先述した動画を作成くださっている方々がいて初めて成り立つ勉強法でした。
私一人では、情報収集をして内容を理解し解答するレベルまで達するのは不可能でした。感謝しかありません。
この勉強法は合う人と合わない人で大きく分かれると思います。また、私より忙しい方であればこの勉強法もなかなか再現できないと思います。それでも一つでも参考になることや学べることがあれば嬉しいです。
2025年の締めに、辛くて嬉しかった思い出を残したい一心で投稿させていただきました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2026年以降も精進してまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
