はじめに
Google Cloud が実施していた Google Cloud GenAI Skillup Japan に参加し、条件達成で試験バウチャーを獲得、そのままリモート受験で Google Cloud Certified - Generative AI Leader に合格しました。
この記事では、
- GenAI Skillup Japan とは何だったのか
- バウチャー取得までの流れ
- 実際の勉強方法
- 受験して驚いたこと
をまとめます。
Google Cloud GenAI Skillup Japan とは
Google Cloud Skills Boost を活用しながら、生成AIの基礎知識や Google Cloud の生成AIサービスを学ぶ学習プログラムです。コミュニティ形式で進行し、学習パスの完了やイベント参加などを通じて認定資格取得を目指します。
Generative AI Leader は、エンジニア向けというより、
- 管理職
- PM
- 企画職
- 営業
- IT推進担当
などを含む幅広い職種向けの資格です。Google Cloud 公式でも技術経験は必須ではないとされています。
バウチャー獲得
イベントで指定された条件を達成すると、Generative AI Leader 試験の受験バウチャーが配布されました。
Google Cloud の各種学習プログラムでは、
- 指定ラーニングパスの完了
- Skill Badge の取得
- イベント参加
などを条件として試験バウチャーが提供されることがあります。
試験自体は通常 99USD のため、かなりありがたい制度です。
試験申し込み
試験はオンライン監督方式を選択しました。
自宅から受験でき、特別な準備もほとんど不要でした。
Generative AI Leader 試験は
- 90分
- 50〜60問
- 多肢選択式
となっています。
勉強方法
正直かなりシンプルです。
イベントで紹介されていた学習コンテンツを一通り実施しました。
さらに Gemini を使って模擬問題を大量生成しました。
例:
Generative AI Leader 試験対策として、実際の試験レベルの四択問題を50問作成してください。
回答後に解説も付けてください。
という形で繰り返し問題演習を実施しました。
技術的な深掘りというより、
- Google の生成AI戦略
- Gemini
- Vertex AI
- 責任あるAI
- プロンプト改善手法
- ビジネス活用
などの理解を重視した学習でした。
合格
結果は無事合格。
難易度としては、
- クラウドアーキテクト試験
- Associate Cloud Engineer
のような技術資格とは全く別物で、ビジネス寄りの内容が中心でした。
一番驚いたこと
受験中に最も驚いたのはここです。
Gemini に生成させた模擬問題の中に、
本試験で一字一句同じ問題が複数出てきた
ことです。
もちろん問題バンクを見たわけではありません。
私は
- 学習ガイド
- 学習パス
- Geminiによる例題生成
だけで準備していました。
そのため、
「たまたま似た問題だった」
というレベルではなく、
「完全一致では?」
と思うほど同じ問題が出てきた時はかなり驚きました。
なぜ同じ問題が出たのか?
推測ですが、いくつか可能性があります。
公式サンプル問題由来
Google は公式サンプル問題を公開しています。Gemini がそれらを学習・参照して類似問題を生成した可能性があります。
学習コンテンツとの整合性
Generative AI Leader は比較的新しい資格であり、出題範囲もかなり限定されています。
そのため、
- 学習コンテンツ
- 公式模擬問題
- 本試験
の距離が近くなっている可能性があります。
問題プールがまだ小さい
新設資格では問題プールが成熟していないケースがあります。
もちろん内部仕様は公開されていないため断定はできませんが、受験者の体験談でも「公式問題に近い」という感想は散見されます。
感想
Generative AI Leader は、
- AI導入を推進したい人
- マネージャー
- PM
- プリセールス
- IT企画担当
には取得しやすく、学習コストも比較的低い資格でした。
また今回の受験を通して、
「生成AIに問題を作らせながら学ぶ」
という勉強法の有効性をかなり実感しました。
一方で、本試験とほぼ同じ問題に遭遇したことについては、
「これ本当に想定された学習体験なんだろうか?」
と少し不思議な気持ちになったのも事実です。
今後 Google が問題プールを拡充していくのか、それとも学習内容との一致度を重視する方針なのか、そのあたりは少し気になるところでした。