概要
- 5/15にGoogle I/Oで発表されたGooglePlayGameServiceのサンプルアプリを動かしてみました。
手順
Sample プログラムをClone
- 以下のGithubからcloneします。
- https://github.com/playgameservices/android-samples
Google Play Service SDKをダウンロード
- Android SDK Managerでダウンロードします。
- Extra->Google Play servicesを見つけて下さい。
3つのプロジェクトファイルをEclipseにImport
- 上記の手順で取得したコードをEclipseにImportします。
- Importには「New」->「Android Project from Existing Code」から行います。
- BaseGameUtils、TypeANumberをImportします。
- 次にgoogle-play-services_libをImportします。
- これのコードはAndroid SDKの「extras/google/google_play_services/」にあります。
プロジェクトファイルの操作
- 3つのプロジェクトをそれぞれビルドまで行える状態にします。
BaseGameUtils
- プロジェクトの「Preference」で、「is Library」にチェックを付けます。
- 参照プロジェクトに「google-play-service_lib」プロジェクトを指定します。
TypeANumber
- プロジェクトのパッケージ名を独自の名前に変更して下さい。
- AndroidManifestと、srcのパッケージ名を変更
- この時、公開出来ないパッケージ名は使用しないで下さい。
- 「com.google」, 「com.example」, 「com.android」
- 参照プロジェクトに「BaseGameUtils」プロジェクトを指定します。
- 参照プロジェクトに「google-play-service_lib」プロジェクトを指定します。
- 「java build path」に「google-play-services.jar」を追加
- 「google-play-service_lib」プロジェクトのlibsフォルダにあります。
- AndroidSupportLibraryV4関連のエラーが発生している場合は、libsフォルダにSupportLibraryを追加、「java build path」でjarを追加指定して下さい。
Google Developerでアカウントの設定
- Developer Consoleを開く
- 既にゲームを公開している人には不要なので割愛
ClientIDの発行
- 「GOOGLE PLAY ゲーム サービス」を選択、「新しいゲームを追加」をクリックして下さい。
- 色々と規約の同意を求められますが、Agreeで。
- パッケージ名はEclipse上で変更した、TypeANumberのパッケージ名を使用して下さい。
- SHA1の箇所は、debug.keystoreから生成したものを使用します。
- 「keytool -exportcert -alias androiddebugkey -keystore .android/debug.keystore -list -v
- debug.keystoreを使用する場合は、パスワードは「android」
アプリケーション
Achievement(実績)の設定
- 「OMG U R TEH UBER LEET!」はhiddenにチェックを。
- 「Bored」と「Really Really Bored」には増分実績にチェックを付け、10と100に設定する。
- 各Achievementに写真を設定する。
- 設定するAchievementは以下の通り
名前 | 説明 |
---|---|
Prime | Get a score that's a prime number. |
Humble | Request a score of 0. |
Don't get cocky, kid | Request a score of 9999 in either mode. |
OMG U R TEH UBER LEET! | Receive a score of 1337. |
Bored | Play the game 10 times. |
Really Really Bored | Play the game 100 times. |
Leaderboardの設定
- 「Easy High Scores」と「Hard High Scores」の2個を追加する。
ID関連の設定
- 発行されたClientID、AchievementID、LeaderboardIDを設定します。
- 設定する先は「TypeANumber」プロジェクトのres/values/ids.xmlとなります。
注意点&詰まった点
Google+にSignInしようとすると「Unknown Error」が表示される
- Google Developer Console上のアプリケーションが公開状態になっていないと発生しました。