Rails.logger.log は Rails.logger.add と違って7.0以下だとbroadcastされない

標準の Logger#add は Logger#log の aliasだけど、 Rails 7.1系未満の ActiveSupport::Logger だとaddとlogは挙動が違っていて、 ActiveSupport::Logger#add は broadcast されるが、 ActiveSupport::Logger#log だと broadcast されない。

# 設定次第だけど
# 標準出力とログファイルに出る
Rails.logger.add(1, 'hello') 
# ログファイルだけに出る
Rails.logger.log(1, 'hello') 

v6.1.7.7 activesupport/lib/active_support/logger.rbをみてみると、6系はこんな感じで add だけがオーバーライドされてる。 log は標準 Logger と同じ動きをするはず。

        define_method(:add) do |*args, &block|
          logger.add(*args, &block)
          super(*args, &block)
        end

v7.1.3.2 activesupport/lib/active_support/broadcast_logger.rbをみてみるとはaddとlogがaliasになってる

    def add(*args, &block)
      dispatch { |logger| logger.add(*args, &block) }
    end
    alias_method :log, :add

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https://github.com/rails/rails/pull/48615
このPRで入ったみたい。このPRは7.1系のものなので、7.0系もたぶん6系と同じ挙動するはず。