こんにちは。
株式会社クラスアクト インフラストラクチャ事業部の大塚です。
今回はDavinci Resolveを使って動画の音声からノイズを自動で除去・軽減する手順を備忘録的に書いていきたいと思います。
手順
Davinci Resolveでプロジェクトを開いたら画面右下にあるFairlightを押下します。
すると以下のような画面レイアウトになります。
画面左上にあるエフェクトを押下します。
一覧からNoise Reductionを選択し、ノイズを除去・軽減したい音声までドラッグ&ドロップします。
黄色枠内のようなウィンドウが自動で開きます。7つくらいつまみがありますね。
黄色枠部分の自動を選択し、またノイズにチェックを入れます。
それぞれの設定の意味は以下となります。
- 自動を選択:この設定を入れることでDavinci Resolveが自動でノイズ部分を判断し、除去してくれるようになります。
- ノイズにチェック:ノイズ音声のみのを再生することが出来ます。これでノイズ部分にノイズとして除去すべきではない音声が入っていないかを確認することが出来ます。
Noise Reductionの設定を一時停止・削除したい場合は画面左下あたりにあるエディットタブを押下して画面を遷移。右上にあるエディットから可能でした。
余談
ちなみに
Noise Reductionで7つくらいつまみがあった画面で、出力部分に記載されている【ドライ/ウェット】でノイズ除去の強弱(強ければ強いほどたくさん除去しようとするが人間の音声まで除去してしまう可能性が高くなる。)を決めることが出来、【レベル】で音量の調整が出来るみたいでした。
また自動でのノイズ除去にはまだ限界があるようで、本当にきれいさっぱり除去したいとなると、手動で対応していくしかなさそうです。
この辺りは今後勉強だなと思いました。