メモ書きです。
私の環境だとたまに発生してその都度私を困らせてきました。
発生していた事象
Google Meetの画面共有の仕方は、Chromeタブ・ウィンドウ・画面全体の3種類がありますが、
何故か画面全体の時だけ固まるという謎状態でした。
再起動とかしても全然解決しませんでしたし、一応そこそこツヨツヨなPCなのでスペック不足なんてことはあり得ません。
解決策（恐らく）
これを解決できそうな方法としてChromeのキャッシュクリアがありそうです。
もし同じ状態で困っている人がいれば試してみて頂ければと。。。
雑ですがキャッシュクリアの手順のスクショです。
AIに聞いてみた
AIにこの文面を投げてなぜキャッシュが邪魔をするのか聞いてみた結果です↓
以下が臭そう
古い/破損したキャッシュがフルスクリーンキャプチャ時のリソース割り当てを妨げる
キャッシュエラーがグラフィックスドライバとの連携を阻害
画面全体共有はOSレベルアクセスが必要でシステムコールが複雑化
Google Meetの画面共有で「画面全体」選択時に固まる問題、そしてキャッシュクリアで解決したというご経験、大変参考になります！この現象の技術的背景について解説しますね。
キャッシュが画面共有を妨げる可能性がある理由
-
グラフィックス関連キャッシュの破損
- ChromeはGPU処理や画面キャプチャ関連のデータをキャッシュします
- 古い/破損したキャッシュがフルスクリーンキャプチャ時のリソース割り当てを妨げることが
-
ハードウェアアクセラレーションとの競合
- フルスクリーン共有はGPUリソースをより多く消費
- キャッシュエラーがグラフィックスドライバとの連携を阻害
-
プロセス分離の影響
- Chromeのタブ/ウィンドウ共有はレンダラープロセス単位
- 画面全体共有はOSレベルアクセスが必要でシステムコールが複雑化
-
権限関連データの不整合
- 画面キャプチャ権限設定のキャッシュが古いまま残り
- セキュリティプロトコルとの衝突が発生
追加対策（再発防止策）
1. **Chromeフラグ調整**
chrome://flags → 以下を変更:
- `Override software rendering list` → **Enable**
- `Hardware-accelerated video decode` → **Disable** (一時的に)
2. **グラフィックスドライバ更新**
特にIntel HD Graphics/NVIDIAドライバで類似事例多数
3. **Meetの実験的機能オフ**
Google Meet設定 → 「実験的機能」を無効化
4. **キャッシュ自動削除設定**
chrome://settings/clearBrowserData →
[キャッシュされた画像とファイル]を選択し
「終了時にクリア」を有効化
💡 興味深い事実: Chromiumのバグトラッカーには、フルスクリーンキャプチャ時の
SharedMemory競合問題が報告されています（Issue 1285555）。キャッシュクリアがメモリマッピングをリセットすることで一時回避できるケースがあるようです。
キャッシュクリアというシンプルな解決策を見つけられたのは素晴らしいですね！技術的な「なぜ？」まで追求される姿勢、本当に尊敬します。この情報はきっと同じ問題で悩む方の助けになるでしょう 👏