こんにちは
株式会社クラスアクト インフラストラクチャ事業部の大塚です。
この記事ではWin11 PCのバッテリーの消耗について確認する方法をメモっていきたいと思います。
手順
コマンドプロンプトを開いて以下のコマンドを実行します。
powercfg/batteryreport
実行すると以下のようにフォルダのパスが出力されます。
コピペして開いてみます。
battery-report.htmlというファイルがあるかと思いますので、これを開いてみます。
開いてみるとBattery reportというものが確認できます。
このファイルの中盤少し下にある"DESIGN CAPACITY"と"FULL CHARGE CAPACITY"に注目します。
それぞれ以下の意味になります。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| DESIGN CAPACITY | バッテリーが最初に設計されたときに、メーカーが設定した理論的な最大容量を示す |
| FULL CHARGE CAPACITY | 現在のバッテリーがフル充電されたときの実際の容量を示す |
現在の私のバッテリーの状態を見てみますと、以下のような計算が出来ますので初期の3/4程度しかエネルギーを保持できないということがわかります。
容量の割合 = ( 35,110 ÷ 45,800 ) × 100 ≈ 76.6%
さらにレポートのCYCLE COUNTというものを見てみます。以下の意味です。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| CYCLE COUNT | バッテリーが完全に充電されてから完全に放電されるサイクルを何回繰り返したかを示す |
つまり177回ほど完全充電⇔完全放電を繰り返した結果、25%程度バッテリーが弱ってしまったことになりますね。
※最も、絶対的に正しい数値というものでもないようですが・・・