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QRadarでログ・アクティビティを監視できる環境を作る

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Last updated at Posted at 2026-04-24

用語

rsyslog

「rsyslog」はシステムログを記録するためのソフトウェアです。以前広く利用されていた「syslog」の機能強化版でいくつかの機能が強化されていますが、基本的な使い方はほぼ同じです。特徴としては、「複数のマシンのログを1台のマシンに集約する」などといったことが可能である、ログのフィルタリングや主要なデータベースとの連携が可能であるといったことが挙げられます。

QRadarでログを収集する時はこれを使うっぽいです。
他のSIEMもこれを使っているものもあるようです。

構築

監視対象Linuxのセットアップ

ProxmoxのLXCを使ってデプロイしていきました。
スペックは以下としましてます。Ubuntu22.04のテンプレートを使用しています。
image.png

LXCコンテナを用意したら以下の設定でSSH接続できるようにして、Teratermで操作するようにします。

rsyslogのデフォルトのconfファイルを確認します。

root@ohtsuka-qradar-target01:~# apt update && apt upgrade -y
root@ohtsuka-qradar-target01:~# cd /etc/rsyslog.d/
root@ohtsuka-qradar-target01:/etc/rsyslog.d# ls
20-ufw.conf  50-default.conf  postfix.conf

qradar.confというファイルを作成します。
172.18.250.163:514の部分を立ち上げているQRadarのIPアドレスにします。514はポート番号です。

root@ohtsuka-qradar-target01:/etc/rsyslog.d# nano qradar.conf
root@ohtsuka-qradar-target01:/etc/rsyslog.d# cat qradar.conf
# Define the log template (Standard format for better parsing by QRadar)
$ActionFileDefaultTemplate RSYSLOG_TraditionalFileFormat

# Forward all logs to QRadar (UDP port 514)
*.* @172.18.250.163:514

confをrsyslogに反映するためにrestartをかけます。

root@ohtsuka-qradar-target01:/etc/rsyslog.d# systemctl restart rsyslog
root@ohtsuka-qradar-target01:/etc/rsyslog.d# systemctl enable rsyslog

動作確認(rsyslogの再起動)

rsyslogを何度かrestartしてみます。

root@ohtsuka-qradar-target01:/etc/rsyslog.d# systemctl restart rsyslog

QRadarでrsyslogの再起動を検知していることを確認してみます。
ログイン後、ログ・アクティビティータブを開いて、画面上部のフィルターの追加を押下します。

以下の値を入力します。
パラメータ:送信元IP または 宛先IP
演算子:次と等しい
値:rsyslogを再起動したサーバのIP

image.png

画面中央にある
ビュー:過去15分間
を選びます。
image.png

指定したIPアドレスを含むログ・アクティビティ情報を表示させることができます。
イベントをダブルクリックしてみます。
image.png

「いつ・どこで・何が起きたか・QRadarがどう評価したか」を見ることができます。
screencapture-172-18-250-163-console-qradar-jsp-QRadar-jsp-2026-04-24-16_29_03.png

このあたりを見るといいっぽいですね。

指標 意味 高いとどう見るか
重大度(Severity) その事象自体の危険さ・深刻さ 高いほど、起きた内容が危険
信頼度(Credibility) そのイベントが本当に怪しい / 正しいと判断できる度合い 高いほど、誤検知の可能性が低い
関連性(Relevance) 自組織にとってどれだけ重要な対象か 高いほど、重要資産に関係している可能性が高い
マグニチュード(Magnitude) 上記を総合した重要度 高いほど、優先して確認すべき

動作確認(syslogにログを吐いてみる)

以下のコマンドを打ってみます。
何度か打ってみてください。

root@ohtsuka-qradar-target01:/etc/rsyslog.d# logger "HELLO_QRADAR"

このあと/var/log/syslogをcatしてログがファイルに書き込まれていることを確認します。

root@ohtsuka-qradar-target01:/etc/rsyslog.d# cat /var/log/syslog
中略
Apr 24 08:04:16 ohtsuka-qradar-target01 root: HELLO_QRADAR

改めてQRadarのログ・アクティビティー上でログを確認できるかを確認してみます。先ほどと同様に以下のようにフィルタを設定します。イベントが出てくると思います。
パラメータ:ペイロード
演算子:に含まれる
値:HELLO
image.png

ダブルクリックをして、内容を見てみます。
ペイロード情報を見てみると、syslogに書かれているログが表示されていることがわかりますね。
screencapture-172-18-250-163-console-qradar-jsp-QRadar-jsp-2026-04-24-17_28_10.png

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