はじめに
仕事が楽しくなると、モチベーションも生産性も向上すること間違いなし。では、みんなが楽しく仕事をするにはどうすればいいのかを考えるべく、『ファシリテータの道具箱』に紹介されていた TRIZ(トゥリーズ)を試してみることにしました。あえて逆の発想で「仕事を楽しくするために、仕事を楽しくなくす方法を考える」という内容です。社内で行ったワークショップの進め方と結果をご紹介します。
狙い
あえて「悪い状態」を徹底的に考えることで、その裏返しから具体的な改善行動を導き出すことを狙いました。ネガティブなアイデアを笑いながら出すことで心理的安全性を保ちつつ、本質的な課題を浮き彫りにすることを目指しています。
実施方法
参加者は52人で、7〜8人のグループに分かれて実施しました。
進め方は以下のとおりです。
①「仕事を楽しくなくす方法」を個人で付箋に書き出す。(5分)
②グループ内で共有し。同じような意見はカテゴリでまとめてリストAを作る。(15分)
③「うわーこれやってもうてるな。。。」というものを選んで、具体的な行動や、内容を話し合いリストBを作る。(15分)
④改善すべき行動や、やめるべき行動を話し合って、リストCを作る。(15分)
⑤全体共有(10分)
どんな結果になったか
| 仕事を楽しくなくす方法 | やってしまっていること | 改善すべき行動 |
|---|---|---|
| 休憩時間や休日にも仕事をしなければならない | 休憩時間や休日にも仕事のことを考えてしまう | メリハリをつけて、休むときはしっかり休む |
| ほめてもらえない | 自分がほめていない | ほめることを習慣化する(小さな成果にもリアクション) |
| 無視される | チャットで質問されても、わからないとスルーしてしまう | わからくても反応する |
| 会議ばっかり | 会議で埋まっている現状を変えようとせず諦めている | 会議の棚卸しを行う(定例の必要性、時間幅、参加者の見直し) |
| 一人きりで仕事をしている | 業務を抱え込んで一人で進めてしまう | タスクを共有し、チームで進める体制を整える |
感想
「仕事を楽しくなくす方法」を出し合う時間は、さまざまな意見が出て笑いもあり、終始良い雰囲気で進められました。「やってしまっていること」は意外と多くはない印象でしたが、どのグループも似た傾向の課題に当たっており、特に「会議の多さ」「リアクション不足」「抱え込み」は共通して見られました。
最後に
今回はグループで改善すべき行動をまとめるとともに、終了後に個人としての宣言もしてもらいました。参加者それぞれが少しずつでも行動を変えることで、今の仕事がより楽になり、そして楽しくなるきっかけになればうれしいです。ということで、これからもやるぞ!やるぞ!やるぞ!
