Visual Studio 2015でNode.jsアプリケーションの開発環境をさっと構築します。
Node.js Tools for Visual Studio 2015を使います。
前提
- Visual Studio 2015がインストールされている。
- Node.jsがインストールされていてPATHが通っている。
「Node.js Tools for Visual Studio 2015」のインストール
[ツール]→[拡張機能と更新プログラム]から、「Node.js Tools」とオンライン検索して、ダウンロードします。投稿時点の最新版は1.1です。
一旦Visual Studioを閉じてから、インストーラを実行します。
Node.jsプロジェクトの作成
インストールが完了したら再度Visual Studioを立ち上げます。
[ファイル]→[新規作成]→[プロジェクト]にて、インストール済みテンプレート内に「Node.js」が追加されます。
Express用のテンプレートもありますが、ここではコンソールアプリケーションを作成してみます。
コンソールアプリケーションではこんなプロジェクト構成になります。
app.jsがデフォルトエントリになってます。設定はpackage.jsonで行います。
フォルダ構成的はこんな感じです。
.njsprojがプロジェクトテンプレートの拡張子となります。
実行してみる
試しにF5キーを押して、実行してみましょう。Hello worldと表示されます。
app.js
console.log('Hello world');
コーディングしてみる
Node.jsのprocessグローバルオブジェクトで標準入力を受けて、値を表示させてみます。
app.js
process.stdin.resume();
process.stdin.setEncoding('utf8');
process.stdin.on('data', function (chunk) {
var a = chunk.trim();
console.log(a + ' * ' + a + ' = ' + a*a);
});