概要
- MacでGo言語の開発環境をインストールする方法です
- Macのパッケージ管理システムHomebrewを使ったお手軽インストールです
- コマンドライン8行、所要時間10分。(ほぼ待ち時間)
前提
- Xcodeがインストール済みなこと(入っていない場合は以下からインストール)
- https://itunes.apple.com/jp/app/xcode/id497799835?mt=12
全体の流れ
- 1.Command Line Tools for Xcodeをインストールする(2分)
- 2.Homebrewをインストールする(2分)
- 3.Homebrewを使ってGoをインストールする(4分)
- 4.Hello Worldで確認(1分)
手順
1.Command Line Tools for Xcodeをインストールする(2分)
まずXcodeのCommand Line Toolsをインストールします。
ターミナルを開き以下のコマンドを実行。
$ xcode-select --install
xcode-select: note: install requested for command line developer tools
ダイアログが表示されるので、「インストール」>利用許諾に「同意する」でインストール完了。
2.Homebrewをインストールする(2分)
Homebrew（ホームブリュー）は、Macでソフトウェアのインストール・アンインストールをお手軽に行うパッケージ管理システムのひとつです。
ターミナルで以下のコマンドを実行
$ ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
途中でEnterキーとパスワードの入力が必要です。
以下が表示されればインストール完了。
==> Installation successful!
==> Next steps
Run `brew doctor` before you install anything
Run `brew help` to get started
「brew doctor」コマンドで確認します。以下のように表示されればOK!
$ brew doctor
Your system is ready to brew.
3.Homebrewを使ってGoをインストールする(4分)
ターミナルで以下のコマンドを実行。
$ brew install go
完了まで3分ほどかかりました。進行状況は逐一更新されます。
以下が表示されればインストール完了。
==> Summary
? /usr/local/Cellar/go/1.3.3: 4344 files, 114M
?はビールの絵文字でした…こいつめ……!
「go version」で確認します。バージョンが表示されればOK!
$ go version
go version go1.3.3 darwin/amd64
4.Hello Worldで確認(1分)
試しにHello Worldしてみます。
$ vi hello.go
hello.go
package main
import "fmt"
func main() {
fmt.Println("Hello World!!")
}
「go run」コマンドで確認します。
$ go run hello.go
Hello World!!
できました!