背景
CentOSの標準パッケージでは古いgit 1.8系が採用されています。
これは元のRHELがエンタープライズ向けで安定性志向の為です。
最新版を利用する為には、ソースからコンパイルしてインストールするのが一般的ですが、
整備された別のリポジトリからパッケージでインストールする方法を投稿しておきます。
Dockerのcentosイメージでも問題無く出来ました。
IUSリポジトリ
新しいバージョンのパッケージは、IUSで提供されています。
追加リポジトリの自動登録スクリプトが簡単なので利用します。
# curl -s https://setup.ius.io/ | bash
ソースを見ると分かりますが、CentOS5,6,7を判別して設定されます。
参考情報:
http://qiita.com/ngyuki/items/68ae045ce79ce0c0d63f
git2uパッケージのインストール
IUSのgitパッケージ名はgit2uです。インストールは以下の通りです。
# yum install git2u
関連パッケージと共にインストールされます。
バージョン確認してみます。
# git --version
git version 2.11.1