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yum update かけると起動しなくなるのを回避する @ Parallels Desktop 9 for mac

Last updated at Posted at 2013-11-08

以前の記事
yum updateかけたら起動しなくなったからまだやるな!
としていましたが、外部サーバーで同じ経験をしたら対処できるか?という不安もあるので、どうすれば起動するようになるのかを調べる事にした。

環境

ゲスト: CentOS 6.2
ホスト: MacBookAir MacOS 10.8
VM: Parallels Desktop 9 for mac

スナップショットを作っておく

まずはとにかく、今の正常な状態を保持するため Parallels Desktop の機能でスナップショットを撮っておきましょう。
これで何があっても今の状態に戻れます。安心安全無料。

普通にsudo yum updateしてみる

しばらく待つ。
Complete! 表示されたので、再起動。
すると前回と同じく、真っ黒の画面下にゲージがあり、それが伸びきって右側に CentOS 6.2 の表記が白くされたタイミングで、止まった。
待てども待てども画面変わらず。

検索と調査

CentOS 起動しない などなどのワードでググってみたところ、2つの対策を見いだしたので、試す。

kernel*系パッケージを無視する

yumでシステムのアップデートや、Parallels Tools support for Fedora 17 and 18?(Fedoraだけども)によると、カーネルの更新は肝を冷やす場合があるというのがわかった。
なのでyum update時に無視するよう設定(方法は下記にあります)して、sudo yum updateしてみる。
しばらく待つ。
Complete! 表示されたので、再起動。
止まった。S.H.I.T!
だが先人達の教えの通り、この設定は残しておく。

xorg*系パッケージを無視する

Linuxをインストールしたのに画面が黒いままで起動しないときの対処例や、xorg-serverとかati-driversをアップデートするとXが起動しなくなった話。によると、GUIの起動で失敗してるよ!との事。
「白い文字がババっと出てきて、その後の黒い画面で止まる」というのが今回の事例と似ているので、有力そう。
一度xorg*系のパッケージのみ更新をかけて

$ sudo yum update xorg*

OS再起動したら、確かに同じ現象が発生した。
しかし、ログを見て xorg.conf を触れど触れど起動しなかったので、「だったらこの部分だけ更新無視すれば、yum updateしても起動するんじゃね?」と思い、xorg.*系パッケージも無視してもらう事にした。

yum.conf を編集する

特定のパッケージをyumのアップデート対象から外すを参考に、yum update時にパッケージを無視してもらうよう、設定します。

$ sudo vi /etc/yum.conf

で、文末に

/etc/yum.conf
(略)
# for Parallels Desktop 9
exclude=kernel* xorg*

を追記して保存し、

【追記】--skip-brokenを付けて!と表示されたので、オプションを付けて実行しました。

$ sudo yum update --skip-broken

して、しばらく待つ。
Complete! 表示されたので、再起動。

CentOS 6.2 起動確認

コングラッチュレーション…!

感謝

参考にさせていただいたサイト管理人の皆様、誠にありがとうございました。

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