背景

Request::path()でその時のリクエストを元に処理をするような機能をテストをしようとした時に、FacadeのMockeryの機能を使って

Example.php

use Request;

...

    $request = Request::shouldReceive('path')->andReturn({欲しいパス});
    app()->instance('request', $request);

という感じでサービスコンテナに突っ込もうとしたら、以下のように怒られた。

BadMethodCallException: Method Mockery_1_Illuminate_Http_Request::setUserResolver() does not exist on this mock object

正直なところよく分からないが、どうやらサービスコンテナにrequestを突っ込むためにはsetUserResolver()というメソッドも定義してあげないといけないらしい。
そんなところまで定義しなきゃいけないとかmockを使うメリットが無くなるので普通にrequestインスタンスを作ってサービスコンテナに入れる方法にしたというもの。

結論

ExampleTest.php

use Symfony\Component\HttpFoundation\Request as SymfonyRequest;
use Illuminate\Http\Request;

...

    $symfonyRequest = SymfonyRequest::create($uri);
    $request = Request::createFromBase($symfonyRequest);
    app()->instance('request', $request);

解説

Laravel APIをみた限りでは、特にコンストラクタは無く、サーバー変数から作成する方法か、SymfonyRequestから作成する方法くらいしか見つからなかった。
サーバー変数をユニットテストでいじるのは違う気がしたので後者を選択。
SymfonyRequestはコンストラクタでインスタンスを作れるので、これで作れば良い。