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Shinosaka.rbAdvent Calendar 2016

Day 22

エンジニアはリアル集会所を作ろう

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美保関でShinosaka.rbの開発合宿をして、さらに松江Ruby会議08でとても参考になる講演を聞いた。リアルに同じ空間で 見たり 聞いたり 考えたり することはとても貴重だなと思うので、エンジニアの リアル集会所 をいくつかのパターンで考えてみました。

coworking_space

Rubyのコミュニティなど、自分の体験を交えて紹介しています。


既存のコミュニティに参加する

たくさんのコミュニティが世界中にあって、そのうちの共感できるひとつのコミュニティに参加するだけで リアル集会所 が見つかるはずです。

Rubyのコミュニティは地域ごとにたくさんあります。そして MINASWAN(Matz is nice so we are nice) の言葉が生まれるくらい nice な人たちが集まっています。関西にも20に近いコミュニティがあり、Shinosaka.rb はそのうちのひとつです。

:bulb: ポイント: コミュニティには懇親会があり、本番とも言われています。近い距離でいろいろな話ができて、主催者から声をかけてもらいやすいから、懇親会の参加もオススメです。

(松江Ruby会議08で @a_matsuda さんが初めての参加者には特に声を掛けるようにしていると言われていました。大事 :blush:)

既存のイベントにスタッフで参加する

イベントはコミュニティのお祭りで、カンファレンスやフォーラムなどが開催されます。そのイベントにスタッフで参加すると、イベント中は リアル集会所 になるでしょう。

RubyにはRubyKaigiと呼ばれるイベントがあり、地域ごとにRubyKaigiが開催されます。2016年は京都でRubyKaigiが開催されました。また、日本の各地でも地域Ruby会議が開催されています。

:bulb: ポイント: いろいろなコミュニティからスタッフとして人が集まるので、新しいコミュニティを知るきっかけになります。

新規のコミュニティを設立する

いくつかのコミュニティに参加してもイメージと合わなければ、コミュニティを設立しましょう。もちろんそれは リアル集会所 です。

2015年に DDD.rb のコミュニティを設立して、ファウンダーのやりたいテーマで不定期に開催しています。いまは LED.mrb という初めの原型がもはやないのではという状態ですが開催できています。2016年に CoderDojo本町 を設立して、また新しい雰囲気で心地よくしています。

:bulb: ポイント: ひとりでは集会にならないので、ふたり以上で設立することをオススメします。

(松江Ruby会議08で @ppworks さんが許可を得なくてもよいと言われていました...すみません DDD.rb は許可は得ていませんでした。:sweat:)

新規のイベントでオーガナイザーで参加する

コミュニティに参加していると、だいたい懇親会(本番)で、お祭りやろうぜって盛り上がって企画がスタートします。あとはキックオフミーティングで役割を宣言すると、お祭りの終わりまでが リアル集会所 です。

前回のイベントはデザイナーとレポーターを担当しましたが、関西Ruby会議2017 は実行委員長を担当します。コミュニティのOSSを申し込みサイトに利用するなど、もうお祭りは始まっています。

:bulb: ポイント: それぞれが役割を遂行するので、意外とリアルで会うことはなくリモートでやりとりすることが多いです。お祭りの当日はもちろん会いますけど、そこで初めて顔合わせをする人もいます。

イベント会場にリアル集会所を設置する

コミュニティのノベルティや情報などを交換する リアル集会所 がイベント会場にあると嬉しいです。

RubyKaigi2016は、スポンサーブースのフロアがあってコーヒーやお菓子などが振る舞われて、スポンサーや参加者と交流ができる空間がありました。関西Ruby会議2017 でも交流の空間は検討しています。待ち合わせやバッテリーの充電などもできたりすると人が集まるので、告知LTスペースとしても活用できるかも。

:bulb: ポイント: まず設備を借りることができるか、そして、利用の注意事項に該当しないか確認が大切です。

地域にオープンソースラボを開設する

コミュニティがいつでも利用できる常設のラボがあると リアル集会所 が捗ります。

松江Ruby会議08で 松江オープンソースラボ を案内してもらいました。OSSの活動に十分な設備が整っていて、それを松江市が提供しているのは素晴らしいです。本町には SOU meet up という会場が常設されたコミュニティがあります。他のコミュニティに会場を提供したり、イベントがないときはサロンとして使えたりしてオープンソースラボのような役割をしてくれています。この空間の名前は SOU Open Source Lab です。

:bulb: ポイント: 設備のオーナーがコミュニティに理解と協力をしてくれることが大切です。

2017年の初旬には オープンソースカンファレンス Osaka, OSS Gate Osaka, Rails Girls Osaka などのイベントに参加します。どんどん リアル集会所 を増やしてオープンソースで豊かになりたいなぁと思います。


開発合宿に家族を連れて参加できるほどの nice なコミュニティ(Shinosaka.rb)に出会えてよかったです。:laughing:
そして リアル集会所 を作ったら、次は オンライン集会所 も作りましょう。
リモートワークで仕事をして家族の時間も大切にしたいですね。

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