はじめに
AWS試験の中の一つであるSysOpsアドミニストレーター アソシエイトには様々な
コスト管理ツールが出てきます。
- AWS Budgets
- AWS Cost and Usage Report
- AWS Cost Explorer
これらのサービスの主な特徴についてまとめました。
AWS Budgets
AWS Budgets は、AWS のリソース使用量とコストを管理するためのツールです。
- カスタム予算設定
月や年単位特定の時間枠で予算を設定可能です。また、タグを使用して特定のプロジェクトやチームごとの予算作成もできます。 - アラート通知
予算の設定に対して、特定の閾値を超えるとアラート通知を受け取ることが可能です。さらに閾値を超えた時、アラート通知以外にもIAMポリシーの適用や特定のEC2インスタンスの停止といったアクションなども実行できます。
AWS Cost and Usage Report
AWS Cost and Usage Report は、AWS アカウントのコストと使用状況に関する詳細な情報を提供するレポートです。
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カスタマイズ可能なレポート
ユーザーは、特定の期間やリソースに関するカスタマイズ可能なレポートを作成できます。これにより、特定のリソースのコストや使用状況を詳細に分析できます。 -
CSV 形式のダウンロード
レポートは CSV 形式でダウンロードでき、他のツールやソフトウェアでの分析や処理が容易になります。 -
リアルタイム更新
レポートはリアルタイムで更新されるため、常に最新のデータを確認できます。
AWS Cost Explorer
AWS Cost Explorer は、AWS のコストと使用状況を可視化するためのツールです。
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コストの視覚化
グラフやチャートを使用して、コストと使用状況を視覚化できます。これにより、コストのトレンドやパターンを把握しやすくなります。 -
フィルタリングとグループ化
Cost Explorerを使用して、データをフィルタリングやグループ化して分析することができます。リージョン、サービス、タグなどの要因に基づいてデータを表示できます。 -
予測と比較
将来のコストの予測や、過去のコストとの比較を行うことができます。これにより、コストの予測と効果的なコスト管理が可能になります。
まとめ
AWSのコスト管理ツールについてまとめました。
各サービスの特徴を抑えてSysOps試験に挑みます。