荻原開発です。https://twitter.com/OgiDevelopment
本日はGooglechrome拡張機能
「GhostOnTheSearchBar」をご紹介します。作り直す勢いで生まれ変わりましたので、以前のものとはかなり異なります。
https://chromewebstore.google.com/detail/ghostonthesearchbar/fdgogmhidfjhhmdjjppfmcckbdagkkje?authuser=0&hl=ja
拡張機能を有効化すると、ウェブページ左上に画像のような破線がかかります。(一部かからないページもあります)この領域をゴーストインターフェースと呼称します。マウスオーバーしていない時は赤色で、マウスオーバーすると色が変わります。幅を4分割して左からGoogle、Bing、Yahoo!、Ecosiaの領域となっており、マウスオーバーした位置によって呼び出せる検索エンジンが切り替わります。画像はGoogleの場合です。
解説にあたり、ウェブページ上でドラッグ指定されたテキストの事を「指定テキスト」、この拡張機能が提供するサーチバーの事を「ゴーストサーチバー」と呼称します。
1.指定テキストがなく、ゴーストサーチバーが出現していない状態で、ゴーストインターフェース上でホイールスクロールを回すと、方向が上下どちらであっても、インプット欄が空の状態でゴーストサーチバーが出現します。Googleの領域であればGoogleの、Ecosiaの領域であればEcosiaのサーチバーが出現します。
ちなみに、Ecosiaで45回検索すると1本木が植えられるそうです。
2.指定テキストがある状態で、ゴーストインターフェース上でホイールスクロールを回すと、下方向なら指定テキスト+領域に対応した検索エンジンで、即座にインターネット検索が行われます。上方向なら指定テキストをインプット欄に追加した状態で、ゴーストサーチバーが出現します。
3.ゴーストサーチバーが出現している状態では、指定テキストが即座にゴーストサーチバーに追加され、即座にインプット欄へのテキスト入力が可能な状態になります。同時に、ウェブページ上の指定テキストは解除されます。既に出現しているゴーストサーチバーの切り替えは、各検索エンジンの領域にマウスオーバーするだけで出来ます。
上ホイールスクロールで出現するゴーストサーチバーには予測変換機能があります。予測変換で出現した単語にマウスオーバーすると、単語が黄色い破線で囲われます。この状態で
1.上ホイールスクロールすると単語がゴーストサーチバーに追加される。
2.下ホイールスクロールでゴーストサーチバーの内容+単語で検索
3.クリックすると「予測変換の内容」で検索
で即座に検索ができます。
例えば画像2の予測変換「english grammar in use」をタップするとそのまま「english grammar in use」で検索され、「use」にマウスオーバーして下ホイールスクロールすると、「english use」で検索が行われます。
この実装は特許査定を受けたGUI「ゴーストインターフェース」によって実現しています。
今後は単語の除外指定や必須指定などの切り替えを簡単にできるようなアップグレードや、シフトを押しながらホイールスクロールでDuckDuckGoなどのマイナーながら特徴的な検索エンジンを利用できるようにする予定です。
荻原開発でした。