はじめに
この記事を開いていただき、ありがとうございます。
アクセシビリティは「大事」と言われ続けている一方で、
どこまで対応すればいいのか分からない/自信を持って説明できない
と感じることは多い分野だと思います。
私自身も日常的にアクセシビリティ機能を使っていますが、まだまだ知らない機能も多く、奥が深いです。
そんな中で取得したのが
デジタルアクセシビリティアドバイザー(DAA)ベーシックレベル
です。
1. デジタルアクセシビリティアドバイザー(DAA)ベーシックレベルとは
どんな資格?
デジタルアクセシビリティアドバイザー(DAA) は、
障害のある人や高齢者を含め、誰もがICTを利用できるようにするための知識を持つ人材を認定する資格です。
ベーシックレベルの位置づけ
ベーシックレベルは 入門〜基礎レベル に位置づけられており、
- 専門家になるための資格というより
- アクセシビリティの全体像を正しく理解するための資格
という印象です。
学ぶ内容(かなりコンパクトにまとめると)
- 障害特性とICT利用時の困りごと
- デジタルアクセシビリティの考え方
- 社会背景・法制度の基礎
- 各OS(Windows / macOS / iOS / Android など)の標準アクセシビリティ機能
「Web制作のテクニック」だけではなく、
“なぜそれが必要なのか”を理解するための内容が中心です。
2. 資格を取ろうと思った理由と、学習・受験までのプロセス
なぜ取得しようと思ったか
きっかけは、
- 自分自身が使っているアクセシビリティ機能の理解を深めたかった
- アクセシビリティの勉強がしたかった。
- 自分が持っている知識も合わせて勉強できると思ったから
という理由です。
アクセシビリティを全体的に学びつつ、
「誰に、どんな不便があり、なぜこの対応が必要なのか」
を知ることで、今後の生活に活かせると思ったのが大きな理由です。
学習の進め方
公式テキストでの勉強
公式テキストの内容から問題が出題されるため、テキストを理解できるまで読み込みました。
e-Learningで理解の整理&隙間時間も活用
e-Learningでは、要点をまとめた動画が集まっているので、理解を深めつつ、分からないところはテキストを読んだり、調べたりして理解を深めていきました。
また、動画の最後には問題もあるので、一つずつのコンテンツを理解しながら進めることができました。
動画なので、移動時間や隙間時間も、聞き流して、対応していきました。
用語を暗記するより「考え方」を意識する
ITに関わる内容だけでなく、障害に関する理解や制度、歴史など、福祉的な内容も含まれています。
用語を暗記するだけではなく、その背景や具体例、考え方などを合わせて理解することで、違う視点から質問がきても対応できるようにしていきました。
OSのアクセシビリティ機能は実際に触ってみる
各OSのショートカットキーや機能は実際に触ってみることで、理解ができます。
例えば、VoiceOverやスクリーンリーダーを実際に使ってみることで、
「このUI、視覚が使えないと相当きついな…」と実感する場面が何度もありました。
実際に持っていないOSに関しては、機能をしっかり覚えた上で、それぞれのOSの特徴を抑えることで、対応できたと思います。
3. どんな人に向いているか/どんなことに役立つか
向いている人
この資格は、次のような人に特に向いていると感じました。
- パソコンやスマートフォンの使い方を教える機会がある人
- アクセシビリティについて学びたいけど、何から勉強すればいいか分からない人
- Web/アプリ開発に関わる人
- UI/UXデザイナー
- QA・テスター
- 企画・ディレクター
- 技術職でなくても、デジタルに関わる人
「実装をゴリゴリやる人」だけでなく、
関わるすべての人向けの資格だと思います。
まとめ
デジタルアクセシビリティアドバイザー ベーシックレベルは、
- アクセシビリティの全体像を体系的に理解できる
- 専門家でなくても取得しやすい
という点で、とても実用的な資格でした。
「アクセシビリティをちゃんと理解したいけど、
どこから学べばいいか分からない」
そんな人に向けた、
最初の入口としてぴったりな資格です。
資格に限らず、
まず“知ること”から始めるきっかけ になれば嬉しいです。