ある組み合わせ環境での環境構築
会社のPCを設定するときにいろいろ設定したのでまとめ (Macの方は役に立ちません。)
- 会社PCで トレンドマイクロ セキュリティエージェント が入っているせいか、 Docker の新しいバージョンがクラッシュする。
- WSL に git リポジトリを配置したいが、毎回 Azure DevOps に通信するとき質問される
- Microsoft365 を使用しているので、 Azure Active Directory でWindowsでは認証できるので、WSLのためにSSLの設定はしたくない
環境
- OS: Windows10 Pro (20H2)
- トレンドマイクロ セキュリティエージェント
- git for windows
- Visual Studio Code
- 拡張機能: Remote Development (
ms-vscode-remote.vscode-remote-extensionpack
)
- 拡張機能: Remote Development (
- WSL(ver.2): Ubuntu
- ※ 設定 > アプリ > アプリと機能 > Ubuntu:詳細オプション > リセット > リセット後にユーザー設定しただけの状態
- Git Hosting: Azure DevOps
環境構築
Ubuntu日本語環境
# WSL(Ubuntu)
sudo apt install language-pack-ja
sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF-8
Docker
トレンドマイクロ の対策ソフトのせいか、Dockerが 2020年くらいの更新からクラッシュ。会社がトレンドマイクロを止めるまで バージョン固定する。
URL は winget の docker をみると記載されていたのでダウンロード。
winget ver1.0 の時に、パスが変わったので更新
自PCには winget 入れてるので今回はコマンドで入れる。
# windows側
winget install -e --id Docker.DockerDesktop -v 2.3.0.5.48029
WSL での Git
Microsoft が書いていたのを参考に設定
# WSL (Ubuntu内)
############################################################
# Windows側と同じ設定
git config --global user.name "{表示する名前}"
# Windows側と同じ設定
git config --global user.email "{Microsof365のメールアドレス}"
# 認証設定
# core版を指定して、UseHttpPath も指定したら、
# Windows Terminal でも VSCode でも Azure DevOps への認証を聞いてこなくたった。
git config --global credential.helper "/mnt/c/Program\ Files/Git/mingw64/libexec/git-core/git-credential-manager-core.exe"
git config --global credential.UseHttpPath true
# Windows側でのデフォルト(vim)に editor を変更
git config --global core.editor vim
WSL での VSCode
いろいろなサイトでも書いていたのだが要は
- Windows 側に VSCode を入れる
- Windows 側 VSCode に Remote Development の拡張機能を入れる
- WSL側で VSCode で開きたい場所で
code .
と入力すればWSL側を VSCode で開ける
ショートカットの設定
Ubuntuの ~/.bashrc
に ~/.bash_aliases
があれば読み込む記載があったのでショートカットの追加
# WSL(Ubuntu)
{ \
echo "alias dc=docker-compose"; \
echo "alias dim='docker image'"; \
echo "alias dco='docker container'"; \
} >> ~/.bash_aliases