はじめに
カスタマーサクセスチームでカスタマーサクセスアカウントマネージャーとして働いているとお客様にアップデートを定期的に紹介する機会があります。今回はMicrosoft Copilot in Azureで想定外のエラーがあったのでこちらで共有しようと思います。
※この記事は個人の考えをまとめたものであり、所属組織の公式見解ではありません。プレビュー機能は日々アップデートされますので実際の表示画面と異なる場合があります。
そもそもMicrosoft Copilot in Azureとは
Microsoft Copilot in Azureは、Azureの管理や運用をサポートするAIツールです。簡単に説明すると、例えば以下のようなことに利用できます。
自然言語での操作:
専門的なコマンドを覚える必要がなく、「新しい仮想マシンを作成して」といった自然な言葉で指示を出すことができます。
タスクの自動化:
日常的な管理タスク(例:リソースの監視、アラート設定、コスト管理など)を自動化し、手間を減らします。
情報の取得:
予算やセキュリティ要件に応じた最適な構成の確認、トラブル時の原因や解決策の提供など、必要な情報を迅速に取得できます。
ナビゲーション支援:
開きたいサービスの正式名称がわからない場合でも、候補を示し、詳細を説明します。
具体的にできること一覧についてはこちらをご覧ください。
Microsoft Copilot in Azure (プレビュー) のドキュメント
でてきた問題とトラブルシューティング
現在のプレビュー版だと英語で質問すれば応答が返ってくるのですが、アプデ情報を見て打ち合わせ中にお客さまが試してみたところまさかの使えないという状態でした。有識者に確認したところこれはただ英語で質問すればよいというわけではなくAzureの言語設定そのものを変更しないといけないようです。
[言語と地域]を選択し言語をEnglishに変えて[適用]を選択します。
再度Copilotを開いたところ無事英語で返答を返すようになりました。Azureのプレビュー版は日本語が対応するまでこのように利用すれば問題なく使えそうです。
おわりに
今回は今後構築と運用で使えそうなMicrosoft Copilot in Azureの使い方について調べてトラブルシューティングと紹介をしてみました。Azureは様々な機能が日々テストされながらプレビューとして実装が始まり正式機能となり、さらに便利になっていきます。今後も運用面でアップデート機能の定期的な発信ができたらと思います。