はじめに
皆さんはCursorエディタを使用されていますか?
Cursorエディタとは、AIを使ってコードの生成や修正の補助をしてくれる、 VS Code をフォークして作られた便利なエディタのことです。
趣味でPythonのスクリプトを書くために1か月ほど前から使い始めたのですが、中々便利で職場にも早く導入されないかな~とひそかに期待しています。※課金済
今回はそんな便利なCursorエディタの使い方を1つご紹介します。
もうすでに同様の手法が紹介されていたらごめんなさいです。
目的
目的は、Cursorエディタを活用してスライドの作成、修正、翻訳などをラクに行うことです。
書く内容が決まっているのに、いざスライドに起こそうとなると、スライド枚数に制限が課されていたりして、どこをどう要約して書けばよいか悩んだりしませんか?
あるいは英語資料に翻訳するなんてのも、日本語でエディタに記述→翻訳ツールにコピペ→ツールが英訳→英訳結果をエディタにコピペ…の繰り返しでとてもダルいと思います。
そんなあなた向けの活用法です。
使うもの
- VS Code
- Marp for VS Code Extension
- Cursorエディタ
前準備
まず VS Code を開き、VS Code に Marp for VS Code Extension を導入します。
導入済の方は何もしなくてOKです。
次に Cursor エディタを開き、右上の歯車マークから設定を開いて、VSCodeの設定をインポートします。
以上で準備完了です。(別の方法がもしかしたらあるかも?)
(24/5/25追記)
別の方法…ありました(汗。 というか、こちらが通常の方法でしょう。
CTRL + SHIFT + X を押すなどすればExtensionの画面が開けます。。。
え?普通にExtensionの画面開けばよくね?とか思った方々…その通りです。
ごめんなさい。
お試し
試しにアインシュタインに関する要約スライドを作成してみます。
プロンプトに入力
Cursorエディタ上でファイルを新規に作成し、そこで CTRL + K を入力します。
すると、プロンプトが出てくるので、「アインシュタインに関する要約スライドを、marpプラグインを使って5ページぐらいで書いて」と書いてEnterしてみます。
コードが生成されるので、内容に問題がなさそうなら CTRL + Enter で確定させましょう。
プレビュー
プレビューしてみます。
できてますね。1~2分でできてしまいました。。。
翻訳
英語に翻訳してもらいます。
英語に直したい箇所を選択して CTRL + K でプロンプトを開き翻訳を依頼します。
依頼を書いてEnterを押すと、翻訳が進んでいきます。プレビュー画面でみるみる英語化が進んでいくさまは見ていて楽しいです。
pdf化
pdfにしてみます。
ダイアログが出てくるのでテキトーに保存してください。
おわりに
今回はCursorエディタの使い方の1例をご紹介しました。いかがでしたでしょうか。個人的にはかなり応用範囲が広いんじゃないかと思っています。例えば、
ソースコードの機能を要約したスライドを枚数指定で作ってもらうとかも簡単にできそうですよね。
AIの進歩はすさまじいですね。最近だとGPT-4oがリリースされて、私もOpenAIの公式動画を見ましたが、開いた口がふさがらないほどの衝撃を受けました。
日進月歩のAI技術を有難く活用させてもらって、面倒な作業はサクッと終わらせましょう。
ありがとうございました。