2023上半期のトレンドを、ランキングとQiitaエンジニアコメントで振り返る
こんにちは! Qiita Zine編集部です。みなさんいかがお過ごしですか?
2023年上半期のIT業界では「ChatGPT」が盛り上がりを見せましたね。昨年11月にサービスが公開されて以降、Qiitaの投稿でもタイトルやタグに「ChatGPT」が入っている記事が多く見られ、今もなおQiitaの週間・月間タグランキングに載りつづけています。
そこで今回は「昨年と今年でのトレンド変化が気になる!」ということで、2022年と2023年、それぞれ1月〜6月のQiitaタグランキング(投稿数)の上位20位を出してみました。またQiitaエンジニアにも、2023年上半期を振り返ってもらい、最近のトレンドや気になる技術についてコメントをもらいました。
タグランキング(投稿数)
以下は、2022年1〜6月と2023年1〜6月のタグランキングを棒グラフで表した図です。
2022年1月〜6月のタグランキング(投稿数)
2023年1月〜6月のタグランキング(投稿数)
去年も今年も、Pythonがダントツで1位。2位とは1,700以上差がついています。Pythonは汎用性が高く、昨今注目を集めているAI(人工知能)の分野や統計処理などで活用でき、初学者でも比較的学びやすい言語であることが、注目されている理由の一つとして挙げられるでしょう。
注目は、2023年1月〜6月で5位にランクインした「ChatGPT」。冒頭でも紹介した通り、2022年11月に公開されてから、SNSやニュースなど様々な媒体で話題に上がりました。業務でも使用したり活用方法を話したりした方も多いでしょう。
7位から10位にランクインした「Rails」「Ruby」「Docker」「React」は、昨年から順位を下げたものの、それぞれの投稿数や「ChatGPT」の台頭を考えると、ほぼ変わりないと言えそうです。
Qiitaエンジニアからのコメント
エンジニアに「最近のトレンドについてコメントを募りたい」と、Qiitaエンジニア3名に聞いてみました。
2023上期は、ChatGPTをはじめとする生成系AIの話題で持ちきりでしたね。Qiitaでも一気に記事投稿数を伸ばしていました。ChatGPTの登場をきっかけに、「GitHub Copilot X」 「Bing AI」 「Microsoft 365 Copilot」など、新しい体験を提供するサービスが次々と発表されました。
ChatGPTの公開後も、「GPT-4」「ChatGPT plugins」「Code Inspector」など、この半年間だけでも大きなアップデートが次々とされています。
今後の開発体験を大きく変える技術なので、下半期の進化も引き続き楽しみです。
(QiitaエンジニアT.K.)
ヤッホー!振り返るとね、テレビ番組でもChatGPTの話題がめっちゃよく取り上げられてたんだよ!それでさ、コード書く時にはGithub Copilotってやつの補完機能がめっちゃ役立ってたんだ!最近じゃさ、GPT-4 APIが一般公開されて、もっと新しいサービスが出てくるかもって期待してるんだよね!これからの進化もほんっとうに楽しみだぁ!ワクワクしてきちゃうな〜!
(QiitaエンジニアM.H.のコメントをChatGPTで「元気なアニメキャラクターが話しているような口調に直してください」と指示して出力されたもの)
今年の初めからGitHub Copilotの注目度があがり、SNSでもGitHub Copilotの感想などが多く投稿されていましたね。また、GitHub Copilotを導入する会社も増えてきており、今後も目を離せないサービスになりそうです。
弊社でもGitHub Copilotを導入し、開発体験の向上になっているとの声が上がっており、今後も積極的に活用していきたいと考えています。
(QiitaエンジニアT.H.)
最後に
いかがでしたでしょうか。今後もQiita Zineでは、――「エンジニアを最高に幸せにする」を加速させるメディア――として、ソフトウェアなどの技術情報を中心とした情報や、その情報や投稿者に付随する情報をたくさん発信していく予定です。よろしくお願いします😊