『Qiitaユーザーが選ぶ、2018年に読んで良かった技術書』アンケート結果発表

2018年も残りわずかとなりました。今日からお休みに入られた方も多いのではないでしょうか。

11月28日に配信したQiitaメルマガで、2018年に読んでよかった技術書3冊を募集するアンケートを実施しました。

多数の応募がありました。ご協力ありがとうございました。
読者のみなさまが選んだ理由を交えて紹介します😊

ぜひ、年末年始の読書のお供の参考にしてください📚

目次

【後悔しないための入門書】Spring解体新書: Spring Boot2で実際に作って学べる!Spring Security、Spring JDBC、Spring MVC、Spring Test、Spring MyBatisなど多数解説!

信じにくいといわれるのは承知の上だが、非常によくまとまり、詳しく、解り易く、最新のバージョンに対応している。

ドラゴンクエストXを支える技術 ── 大規模オンラインRPGの舞台裏

ひとつのプロジェクトについて、技術的なことも組織的なことも、うまくいったこともいかなかったことも、すべての面に関して包括的に議論している本というのは非常に希で、ベストプラクティスを集めた内容では得られない知見が詰まっているところ。

SQLアンチパターン

クソコードはSQLにもあるということがよくわかる

WordPress 仕事の現場でサッと使える!デザイン教科書

htmlのサイトをwordpress化するにあたり、一番わかやすく丁寧で参考になりました。

React Native Expoではじめるスマホアプリ開発 ~JavaScriptによるアプリ構築の実際~

ゲーム以外のiOS/Androidアプリ開発ではReact Native+Expoがおすすめ。すでに実績が十分あり今後も期待できる技術と思われる。

新装版 リファクタリング 既存のコードを安全に改善する

だめなコードと改善方法がわかりやすく記載されている。

サーバーレスシングルページアプリケーション ―S3、AWS Lambda、API Gateway、DynamoDB、Cognitoで構築するスケーラブルなWebサービス

AWSのデプロイやテスト駆動開発を体験できる

UNIXという考え方―その設計思想と哲学

設計の哲学が知れて良かった

Scalaスケーラブルプログラミング第3版

Scalaについて必要十分な内容だったから。

スクラム現場ガイド スクラムを始めてみたけどうまくいかない時に読む本

Scrumを実践した際に起こる様々な困難をモデルケースにしていて、かつScrumが範疇外だとするエリアに踏み込んで議論しているところ

ひと目でわかるAzure 基本から学ぶサーバー&ネットワーク構築 改訂新版

クラウディアさんかわいい

HTML5&CSS3デザイン 現場の新標準ガイド フロントエンドエンジニアのための必須知識と実践

きちんとコードやCSSを書くことを意識したときに、改めてとても参考になりました。

やってはいけないデザイン

デザインの入門書としても最適

Game Programming Patterns ソフトウェア開発の問題解決メニュー

モダンなデザインパターンを学べる

具体と抽象 世界が変わって見える知性のしくみ

明確に言語化されていて良かった

ゲームAIと深層学習 ニューロ進化と人間性

おそらくAIの活用例では最もよく使われるゲーム内のAIについてわかりやすく書いてあるから。

Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計

コーディングガイドレベルから、アプリケーション内のレイヤー構成まで一貫した設計ポリシーを貫いて解説してあること。結果がClean Architectureなのだが、議論が明解

コードの疎結合の保ち方を方法論としてわかりやすくまとめられていた。

ソフトウェアデザイン 2018年12月号

雑誌だが初学者向けのAnsible入門として最適。構成管理に留まらず様々な処理の自動化と集中管理が行えて、レガシーからDockerまで対応可能。

最強のCSS設計 チーム開発を成功に導くケーススタディ

ダメな事例が今の自分のやりかたそのもので、修正の説明が、どれもとても参考になった。

Unityの教科書 Unity 2018完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座

一つ一つのタスクを何度も画像付きで丁寧に解説されており、忘れやすい私としてはとても助かりました。またこの本は一般的な入門書と異なりイラストがとても可愛く(猫が体を張って頑張ってます笑)笑顔になれます。

Nuxt.jsビギナーズガイド

NuxtはSSRやPWAなどに対応した実用的で最も短く書けて且つ柔軟に拡張できる今注目のWebフレームワーク。公式ドキュメントにあまり書かれていないテスト手法やプラグイン開発のやり方が解説されているのがよかった。

テスト駆動開発

テストのあり方やテストの実際の進め方がわかりやすく整理されていた。

Land of Lisp

サンプルゲームがおもしろい

エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング

明確に言語化されていて良かった

著書の広木大地さん×Qiita創設者・海野のインタビューはこちら👇
Qiitaで気になる、あのエンジニアに会ってみた!<vol.1 広木大地さん>

現場で使える!TensorFlow開発入門 Kerasによる深層学習モデル構築手法

文字が読みやすいサイズ・フォント、内容がわかりやすい

ゲームプログラマのためのコーディング技術

コードをまとめるコツが具体的な例と一緒に載っていてとても参考になりました。買っておいて損は無い1冊ではないでしょうか

あたらしい人工知能の教科書 プロダクト/サービス開発に必要な基礎知識

人工知能の歴史を一から丁寧に教えてくれるため、またわかりやすい

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック

この本はコードの可読性(とりわけ変数名の決め方など)が詳しく具体的な例を用いて書かれた良本です。様々なところで綺麗なコードとは可読性が高いコードだと言われますが、それを目指したい方は購入して損は無いかと。この本の存在は知る人ぞ知る良本と言った所でしょうか?

ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装

深層学習のアルゴリズムが丁寧に記述されている点

29冊の本を紹介させていただきました。
ここで紹介した本に限らず、年末に本などで得た知見や見解や実践したことを、ぜひQiitaでまとめて仕事などに生かすきっかけにしていただければ幸いです。

Suinさんの目からウロコなアウトプット方法はこちら👇
エンジニアの書類選考でQiitaが評価される?!現役転職エージェントが語る活用術

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