自分に合ったインターンシップが見つかる! エンジニア1on1面談イベントに参加してみた
エンジニア学生の皆さん! インターンシップには行っていますか??
今やインターンはエンジニア学生の常識となりつつありますが、自分に合ったインターンを見つけることはとても大変だと言われています。そんな学生さんのために株式会社サポーターズが『エンジニア1on1面談イベント』を開催しているとのこと。一体どんなモノなのか、Qiitaでインターンをしている学生エンジニアと参加してみました。
- エンジニア1on1面談イベントとは?
- 1日に約10社のIT企業と会えるのか!?
- 1対1でじっくり話ができるのか!?
- 自分に合ったインターンシップを見つけることができる!?
- 東京までの交通費支援が受けられるというのは本当か!?
目次
エンジニア1on1面談イベントとは?
エンジニア1on1面談イベントとは、キャリア支援会社であるサポーターズが行っているイベントです。 ホームページを見てみるとこんな記載がありました。
● 人気IT企業の人事担当者・エンジニアと会える!
● 企業と1対1でじっくり話ができる!
● 自分に合ったインターンシップ・企業を見つけることができる!
● 会場(渋谷・京都)までの交通費支援も受けられる!
現役エンジニアと話せる上に、交通費までもらえるなんてそんなオイシイ話が!? 実際のところ本当なのか、検証させてもらいました!
1日に約10社のIT企業と会えるのか!?
さっそくイベント会場にIN!
おぉ、全国から学生エンジニアが集まっています!
話を聞いてみたところ、趣味でアプリをリリースしていたり、アルバイトで実装していたりする学生さんも参加しているとのこと!企業と会えるだけでなく、同じ想いを持つエンジニア学生とのつながりも生まれそうですね。
まずは今回の参加企業が学生さんに向けてプレゼンをしてくれています。
どんな言語を使っているのか、どんなインターンシップをしているのか、そしてどんな社会を作っていきたいのか。各社の熱いメッセージが伝わってきて、こちらもワクワクしてきます。
参加している企業は、大手検索サイトで有名なあの会社や、料理アプリで有名なあの会社など、エンジニア界隈で話題のサービスを開発している会社が20社以上参加しているようです。
この20社の中から学生エンジニアに合った企業約10社と個別面談できるとのこと。本当に1日で10社に会えるイベントなのでした!
1対1でじっくり話ができるのか!?
さて各企業のプレゼンが終わると、1対1の面談タイムに入ります。
広い会場の中で学生さんと企業が1対1で語り合っています。そこでは一体どんなお話が? その詳細を検証すべく、Incrementsの学生インターンであるM君(私立大学1年生)にも面談に混ぜてもらいました!
お相手いただいたのはサポーターズが所属しているVOYAGE GROUPの人事担当者とエンジニアの2名です!
「こんにちは~」と明るいノリでスタート。面談というと緊張しちゃいますが、こんなノリなら楽しくお話しできそうです。
面談はまずM君の自己紹介から。5分間これまでやってきたことをプレゼンします。
M君「今は大学の学祭スタッフとしてランディングページを作っています。小学生のときにPCを買ってもらったのをきっかけに、HTMLやCSSができるようになりました。高校生のころは、文化祭の来場者向けシステムを構築して運用しました」
エンジニア「へ~、高校生でシステム構築ってすごいね! どんな言語を使ってたの? コードって見られるかな?」
M君「言語はPHPですね。ちょっと恥ずかしいですけど、コードはGitHubで確認できます」
エンジニア「ふむふむ、なるほど~。普通に業務でレビューしていたらいろいろと直すところがありそうだけど(笑)、何より形にしているのは素晴らしいね!」
M君「ありがとうございます! ちなみにVOYAGE GROUPでは、言語って何を使っているんですか?」
エンジニア「使ってる技術は本当にいろいろで、サービスの特徴に合わせて違うんだよね。たとえばPHP、Java、Go、Scala、Railsなど多岐に渡っているよ。サービスを作る際にエンジニアが『開発のしやすさやサービスがスケールしたときにパフォーマンス的に耐えうるのか』を考えてそれぞれのサービスにあった技術を選んで開発しているんだよね」
お相手が現役エンジニアなので、M君も気兼ねなく、ドンドン技術についてお話しされています。自分の話したいことが話せるので、M君、嬉しそうです。
自己紹介の後は、M君の興味や得意なことを踏まえた上で、会社のインターンシップを勧めてもらいました。
人事担当者「独学で学んできたM君だったら『Treasure(トレジャー)』っていうVOYAGE GROUPのインターンシップがおすすめだよ!前半は講義、後半はチーム開発なので体系だった知識が学べて、同世代のエンジニアの仲間と切磋琢磨できる良い機会になるんじゃないかな。良かったら参加してみない?」
エンジニア「僕もTreasure経験者なんだけど、『実際にサービスを作るときはどんなことに注意する?』、『レビューはどうする?』、『フレームワークは何を使う?』などなど、サービスをゼロから開発することがどういうことなのかを体感できるのでお勧めだよ」
人事担当者「あとは、うち以外ならこういうインターンシップとかいいんじゃない?」
なんと、自社以外のインターンシップの紹介もしているんですね。後から聞いた話だと、こういうこともこの面談イベントではよくある光景だとか。
学生さんに成長してもらうことを第一に考えられたイベントなのだと感じました!
――実際、面談してもらってどうでした?
プログラミングや得意なことを話せて楽しかったですね。面接というよりも会話できたのが嬉しい。担当者の方が皆さん近い年齢だったので、話しやすかったです。
今までプログラミングは自己流でやってましたけど、現役エンジニアの方からプロダクトについてのアドバイスももらえましたし、インターンシップの情報も今後のキャリアを考える上で参考になりました。たった30分でしたが、得るものは大きかったです。
プログラミングもキャリアも、本当に1対1でじっくり語れるイベントなのでした。
自分に合ったインターンシップを見つけることができる!?
エンジニア1on1面談イベントで、自分に合ったインターンシップが見つかるのか!?
それを検証するために、実際にこのイベントに参加したTさんに話を聞いてみました。
―― まず単刀直入に伺いますが、このイベントに参加すると自分に合ったインターンシップが見つかるというのは本当ですか!?
本当ですね(笑) 。
自分はもともとWeb系ではなかったのですが、Web系に興味があり17年の5月にこのイベントに参加しました。 当初は未経験の自分がインターンシップに行けるか不安な部分もありましたが、結果として某有名IT企業のインターンシップに参加することができました。
――おぉ、すごいですね! インターンシップは具体的にはどのような流れで決まったんでしょうか?
まずは面談の中でいろいろな企業と話をして、自分に合う合わないを見ていきました。 インターンシップで何をやっているかというのはもちろんですが、実際話をしてみると、会社ごとに雰囲気が違っていて、自分と合うところを見つけられたのは大きかったですね。
その場で人事の方やエンジニアの方とつながりができたので、その後に直接やり取りしてインターンシップの参加調整をしていただきました。自分は大学院生なので、学会や研究のスケジュール調整が難しかったのですが、直接やり取りすることができて、柔軟に対応してもらえました。
――実際にインターンに参加してみてどうでしたか?
面談を通じて雰囲気は分かっていたので大満足でした。 実際の業務の現場も知ることができて、スキルアップにもつながりました。
――その後、今は就活をされているのですよね?
そうですね。今もこの面談イベントで知り合った企業からは、オフィス訪問やランチにも誘っていただいており、かなりスムーズに就活が進められていると思います。
面談イベントに参加すると自分に合ったインターンシップが見つかるのは、本当なのでした!
東京までの交通費支援が受けられるというのは本当か!?
「この面談イベントでは、東京までの交通費支援が受けられるらしい」―― そんな都合のいいことがあるのか!? 本当のところをサポーターズの社員にお伺いしました。
――東京までの交通費支援が受けられるって本当ですか!?
本当です。昨年度は総額2,000万円を支払っています。
――2,000万円! そんなに払って大丈夫なんですか?
正直、大変ですね(笑)。 でもエンジニア学生のキャリア支援に必要なので頑張っています!
――九州や北海道といった遠方の方でも、お支払いしているんですか?
お支払いしています。参加学生の全員に最大3万円まで交通費全額をお支払いしています。
――どうしてそんなに交通費をお支払いしているんでしょうか?
インターンシップに行けるチャンスは一生の中でも本当に僅かです。お金という理由で、貴重なインターンシップのチャンスをふいにして欲しくないんです。なのでお金を払ってでも学生さんに機会を提供しています。
実は私自身も九州の大学にいながら就活したのですが、実際、苦戦しました。今の学生さんには、そんな苦労をかけて欲しくありません。サポーターズを使ってもらっていろいろな会社を知り、自らのキャリアを考えて欲しいと思っています。
――なるほど~。学生さんによりよいマッチングの機会を提供するために、場の提供だけでなく、金銭面でも支援されているんですね。
サポーターズで交通費支援が受けられるというのは本当なのでした。
1on1面談イベントは交通費をもらってインターンシップを探せるイベントだった!
エンジニア1on1面談イベントでは、懇親会も行われるようです。参加した企業とお酒を飲みながら話ができるのも嬉しいですね。
ということで、Qiitaスタッフがエンジニア1on1面談イベントに参加、その実際を検証してみました。
交通費をもらって人気IT企業と話ができて、自分に合ったインターンシップが見つかる。さらに、その後の就職活動まで有利になる。
今度の夏のインターンシップに向けてこれからも開催されるようなので、学生エンジニアの皆さん、参加してみてはいかがでしょうか?