はじめに
- Googleフォームは自作アンケートサイトを作る上で簡単
- 1回ぽっきりのイベントアンケートであればGoogleアンケート標準の機能でレポート可視化ができる。が。
- 今回、個人的な趣味の記録を残してヒストリカル分析をするためにGoogleアンケートのアプリケーションを利用し、入力したデータをsplunkに渡して、慣れたSplunkでダッシュボードを作成
成果物イメージ
Googleフォーム
Splunk上のダッシュボード
- spreadsheetを便利な連携add-onで取込、あとは見たい形にダッシュボードを作成!
- これで毎回毎回記録を残しておけばテニスのスキル向上に役立てる(はず)!
使うもの
- Splunk環境
- Splunkマシン:Splunkダウンロードサイト
- ※フリー版で充分
- Add-on:Google Import/Export
- Splunkマシン:Splunkダウンロードサイト
- Googleフォーム
- フォーム自体は無料で使えるが、GDriveからAPI経由でSplunkにデータを渡すためには、GCPサービスを利用する必要あり。無償のトライアルもありそう。
手順
以下のステップで紹介
- Googleフォームの準備
- Googleフォーム結果(spreadsheet)の共有設定を有効化
- Splunkの準備
- データの連携
- データの可視化
1. Googleフォームの準備
- https://www.google.com/intl/ja_jp/forms/about/
-
任意のアンケートフォームを作成
2. Googleアンケート結果(spreadsheet)の共有設定を有効化
- 続いてGCPコンソールに移動して、spreadsheetにアクセスしてSplunkからデータ収集を可能にするためにAPIの設定を行います。
- API有効化、アクセス権の設定は以下記事を参考にしてください。
3. Splunkの準備
4. データの連携
-
インストールしたsplunkにGoogle Spread SheetをAPI経由でインポートするAdd-onをインストール/設定していきます。手順は同じく、以下記事を参考にしてください。
しばらくするとデータがSplunkに取り込まれていることを確認
|inputlookup tennis_questionnaire
5. データの可視化
- あとは好きなようにサーチをして可視化
例: 通算成績を可視化する場合
- サーチ
|inputlookup tennis_questionnaire
|chart count over date by won
| addcoltotals labelfield=date
|search date=total
まとめ
- データ入力用のwebフォームを考えたときにWebアプリケーションまで作らなくてもGoogleフォームで充分
- Googleフォーム結果を好きなように加工して、分析したい場合、Splunkへ連携さえしてしまえば簡単に分析までできる
- Googleフォーム×Splunk=簡単に作れる記録ツール