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【UiPath Orchestrator】各タブの用語解説&読み替え(2019/10/30時点)

Last updated at Posted at 2019-10-29

この記事の趣旨

UiPath Orchestratorを触ってみたはいいものの、Academy(学習用eラーニングサイト)の動画とリンクしてないうえにすぐUIが変わってしまい、機能の呼称が変わってしまうため、各機能の簡単な解説とユーザーガイドへのリンクを備忘のためにまとめたものです。
なお、執筆時点でのバージョンはUiPath Cloud Orchestrator Platform2019(2019/10/29現在)
ちなみに最新版ののリリースノートはこちら

各タブごとの説明

監視

ロボットの稼働状況を確認するために必要な情報が集約
(そのため管理、オートメーションタブと同名の項目が複数存在する)

ロボット

 Orchestratorにパブリッシュしたプロセスを実行させる実行環境一覧
 https://docs.uipath.com/orchestrator/lang-ja/docs/about-robots

ジョブ

 Orchestratorに接続したロボットが実行したプロセスの実行履歴
 (Orchestrator経由(スケジュール、手動実行)、ロボットトレー経由のいずれも記録される)
 https://docs.uipath.com/orchestrator/lang-ja/docs/about-jobs

キュー

 キュー内のトランザクションの件数及び処理状況を表示する
 ※キューとは?トランザクションとは?という説明は後述

ログ

 実行したプロセスの実行ログ
 ログレベルは実行するロボットのロボットトレーから指定したレベルで出力される
 (例えばレベルをVerboseにするとアクティビティの開始、終了までログが取得される)
 https://docs.uipath.com/orchestrator/lang-ja/docs/about-logs

オートメーション

ロボットに処理を行わせる際に必要な情報や、プロセスに提供する情報/プロセスより送られてくる情報を管理する項目など

プロセス

 Orchestratorにパブリッシュしたシナリオをどのロボットで実行させるか指定したもの
 (どのロボットで実行させるかは、ロボットを決め打ちではなくロボットグループで指定)
 https://docs.uipath.com/orchestrator/lang-ja/docs/about-processes

トリガー(旧名:スケジュール)

 作成したプロセスをどのタイミングで実行させるか指定したもの
 (時間、もしくはキューにデータを追加したタイミングを選択)
 https://docs.uipath.com/orchestrator/lang-ja/docs/about-schedules

キュー

 ロボットでの処理に使用するためのデータ(トランザクションと呼ぶ)を格納しておく箱のようなもの
 複数ロボットでこのキューからトランザクションを取得し、並列して処理を行うことも可能
 https://docs.uipath.com/orchestrator/lang-ja/docs/about-queues-and-transactions

アセット

 Orchestrator内で共有可能な変数(というよりは定数に近い)を設定したもの
 型は「Text」「Bool」「Integer」といった文字、論理型、数値に加え「Credential」といった
 IDとPasswordを指定する資格情報の格納も可能
 https://docs.uipath.com/orchestrator/lang-ja/docs/about-assets

タスク(新設)

 プロセス中の人間の介入が必要な処理を定義しておくことで、ユーザー(人間)に引き渡された処理の一覧
 Studio内「オーケストレーションプロセス」テンプレートより作成すると使用可能になる
 「UiPath.Persistence.Activities」に内蔵されている「create Form Task」アクティビティを用いることでタスクに送る情報のフォームを構築可能
  ※Orchestratorのアプリと一緒に試してみました
image.png
 (ドキュメントは日本語未対応)
 https://docs.uipath.com/orchestrator/lang-ja/v2019/docs/about-tasks

管理

Orchestratorを使用する(=プロセスの実行以前)にあたって、必要な設定など

フォルダー(旧名:組織単位)

 組織構造に合わせたフォルダ分けを行い、各組織ごとにリソースを管理するための機能
 フォルダごとに個別で管理できるリソースは現在以下の5通り
 ・ユーザー (Users)
 ・[ロール (Roles)]
 ・マシン (Machines)
 ・パッケージ (Packages)
 ・ライブラリ (Libraries)
 ※現在開発中のため、モダンフォルダについてはドキュメント通りの操作はできないもよう
 (ドキュメントは日本語未対応)
 https://docs.uipath.com/orchestrator/lang-ja/v2019/docs/about-folders

ユーザー

 Orchestratorに登録されているユーザー一覧
 https://docs.uipath.com/orchestrator/lang-ja/docs/about-users

ロボット

 Orchestratorにパブリッシュしたプロセスを実行させる実行環境一覧
 ※「監視」タブのロボットと異なり、ロボットの登録、削除が可能
  https://docs.uipath.com/orchestrator/lang-ja/docs/about-robots

マシン

 ロボットが搭載されている端末一覧
 https://docs.uipath.com/orchestrator/lang-ja/docs/about-machines

パッケージ

 パブリッシュしたシナリオの一覧
 このパッケージをどの端末で実行するか指定したものが「プロセス」となる
 https://docs.uipath.com/orchestrator/lang-ja/docs/about-packages

タスクカタログ

 タスクを使用する場合、生成されたタスクに付与するカテゴリ名一覧
 (ドキュメントは日本語未対応)
 https://docs.uipath.com/orchestrator/lang-ja/v2019/docs/about-task-catalogs

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