#アプリケーションのひな形を作成する
$ rails new アプリケーション名 [オプション名]
rails newコマンドをバージョンを指定せずに実行すると、最新バージョンであるRails6系で作成が行われるので、Rails5系に指定したい場合は
$ rails _5.2.6_ new アプリケーション名
のようにバージョンを指定する必要がある。
$ cd アプリケーション名
でディレクトリに移動したら、データベースを制作する
$ bin/rails db:create
データベースが作成できればサーバーを起動出来るようになるので、サーバーを起動してみる
(※サーバーの停止は[Ctrl]キーを押したまま[C]キーを押す。停止するまで動作し続ける。)
$ bin/rails s
サーバを起動したら、プラウザを立ち上げてhttps://localhost3000にアクセスする。プラウザ上にRailsのデフォルトページが表示されていれば、正しくサーバが起動している。
#データベースの環境ごとの使いわけ
・Rilsではデフォルトで3種類の「環境」が用意されており、1つの環境に対して1つのデータベースを対応させる。
環境の種類 | 環境のシステム名 | 用途 |
---|---|---|
開発 | development | 開発時の動作確認を行う |
テスト | test | 自動テストを行う |
本番 | production | ユーザーが利用可能な形で稼働させる |
・どの環境にどのようなデータベースを対応させるかはconfig/datebase.ymlに記述
・開発時は、基本的に開発・テストの2種類の環境を使う。
#slimを使えるようにする
slimとはHTMLをツリー構造として簡潔に表現できる別のテンプレートエンジン。※テンプレートエンジンとは、HTMLのテンプレート(ひな形)とそこに記述された動的な処置から、最終的なHTMLを生成するための仕組み。
・アプリケーションが利用するgemはGemfileに定義。エディタでアプリケーションフォルダ直下にあるGemfileを開いて最後の行にslim-railsとhtml2slimについての設定を加える。
gem 'slim-rails'
#Slimジェネレータを提供してくれるgem
gem 'html2slim'
#ERB形式のファイルをslim形式に変換してくれるerb2slimコマンドを提供してくれるgem
・Gemfileの変更を保存したら、gemをインストール。
$ bundle
これで今後Railsのコマンドを通じて作成されるビュー層のテンプレートファイルは、Slim形式で作成されるようになったが、現時点では、app/views/layoutsディレクトリの中にERB形式のファイルが3つ存在するのでerb2slimコマンドを利用してSlimに変更する。
$ bundle exec erb2slim app/views/layouts/ —delete
#Bootstrapを導入する
手軽に程よく見栄えのよう画面を作成することができるため、Bootstrapというフロントフレームワークを利用する。※手軽に程よく見栄えの良い画面を作成することができるため、実際の開発現場でもBootstrapはしばしば利用されている。
#Gemfileの末尾に追記
gem 'bootstrap'
#Gemfileを保存したら、インストール
$ bundle
・Railsはアプリ全体で1つのCSSファイルを読み込むようになって位いるので、これから利用するBootstrapも、application.css から読み込むようにしていく。
・Slimと同じように、CSSにも効率よく表現できる形式としてSassがあるので、CSSファイル(application.css)を編集してSCSSファイル(application.scss)を作成する。
$ rm app/assets/stylesheets/application.css
・app/assets/stylesheets/application.scssを作成
@import "bootstrap"
これで画面をBootstrapのデザインが当たった状態にすることができる。
・レイアウトファイルapplication.html.slimにapplication.cssを読み込ませ、各画面のslimファイルに定義せずに全ての画面にBootstrapのデザインを反映させることができる。
#HTMLのtitleや、画面の見出しなどを整備しておく
body
#ここから追記
.app-title.navbar.navbar-expand-md.navbar-light.bg-light
.navbar-brand Taskleaf
.container
#ここまで
= yield
#Railsのエラーメッセージを日本語で表示する
・Githubのrails-i18nリポジトリに翻訳された日本語翻訳ファイルがあるので、そのrawファイルをconfig/locales/ja.ymlとしてダウンロードする。
$ wget https://raw.githubusercontent.com/svenfuchs/rails-i18n/master/rails/locale/ja.yml -P config/locales
#wgetファイルがない場合は先にインストール
#デフォルトで日本語のコンテンツを使うようにアプリケーションの設定を変更する
Rails.application.config.i18n.default_locale = :ja