はじめに
2022/02/15にAWSの機械学習試験AWS MLS-C01
に合格したので、使った教材や出題内容について書きます。
これから受ける方の参考になれば嬉しいです。
参考)AWS MLS合格記(2022/1/28投稿) - Qiita
受験結果
ガッツリ勉強したのは10日間くらいでしたが、なんとか合格できました。
受験前の経験・知識など
- 新卒2年目、データエンジニア・データサイエンティスト
- 機械学習は専門ではないが、学生時代に授業などで触ったことはあるのでキーワードはそこそこ覚えている
- AWS系の業務経験はあまりない
- 日常的にSQL(RedShift)とS3は使うが、管理者ではないのでアクセス権などはよくわからない
- SageMakerは一瞬だけ触ったことがある
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SAA-C02
を半年前に合格したので、AWS全体のざっくりとした知識はある
使った教材
このような流れで勉強しましたが、AWS公式教材は最初のほうに触ったほうがよいと思いました(koiwaclubに解答ミスがあり、直前で公式模試を解いて間違いに気づきました)。
koiwaclub(1週間)→ AWS公式教材(3日)→ 受験
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koiwaclub(AWS WEB問題集)
- 1周目の正解率は40~50%ほどで、2周目で90%以上にしました
- 前日に受けた本試験モードでは900点(92%)でした
- 解答ミスがいくつかあったので、合格後に訂正依頼をしました(AWS公式模試と同じ問題で公式と正解が違う)
- AWS公式教材
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Black Belt
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Analytics
、Machine Learning
、Internet of Things
の3分野を読みました
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Exam Readiness: AWS Certified Machine Learning - Specialty (Japanese)
- 公式学習ガイド+30問くらいの模試
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AWS Certification Official Practice Question Sets (Japanese)
- 公式模試
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Black Belt
あまり良くないとは思いますが、SageMakerや他AIサービスのハンズオンなどはしていません。細かい使い方を知らないと解けない問題もあるとは思っていましたが、そこは切り捨てました。
出題内容
ざっくり、以下のような出題でした。
- 30%:koiwaclubとほぼ同じ問題
- 55%:koiwaclubにはなかったが、koiwaclubやBlack Beltの内容を押さえておけば解ける問題
- 15%:使用経験がないとわからなそうな問題(SageMaker、Personalize、Forecastなどの使い方)
座学だけでも十分合格はできますが、実際にハンズオンなどをやるとさらに安心だと思います。
日本語で受験しましたが、問題文の和訳が微妙なところは英語でも確認しました。実際、混同行列の問題でprecision
が「精度」と訳されていたものがあり、危うく間違えるところでした。
感想
ずっと(受けないとな〜)と頭の片隅にあってモヤモヤしてたので、合格できてよかったです。
とはいえ「MLSもってるけどSageMaker使えません」は本末転倒なので、これからマイペースに触っていこうと思います。