Braveとは
より良いインターネットを目指して
ブラウザとはどうあるべきか、もう一度考えてみました。
まずはパワーを取り戻していただくことです。比類なき速度、堅牢なセキュリティとトラッカーをブロックすることでプライバシーを保護します。さらにプライバシーを重視した広告を閲覧することで報酬を得て、パブリッシャーがフェアな収益を得られる仕組みを提供します。
Brave公式 より
Braveは2015年から開発が始まった新しいブラウザです。Brave開発秘話はこちらで見ることができます。
独自の広告システム「BRAVE REWARDS」を採用していることでご存知の方もいるのではないでしょうか?(Wikipediaによるといろいろゴタゴタがあるみたいですね)
よって色物のイメージを持たれるかもしれませんが、私は普通のブラウザとしてとても好きです。
Firefox、Chorme、Opera、Vivaldi以外のブラウザとしてがんばって、ブラウザの多様性を上げてほしいのでここでご紹介します。
※Windows向けにはインストーラーがあります。Ubuntuにインストールする場合にはレポジトリを追加する必要があります(こちらを参照)。
個人的Goodポイント
公式にはアドブロックやTorブラウジング、BRAVE REWARDSが押し出されていますが、私は以下の点で気に入っています。
(Torブラウジング、BRAVE REWARDSは全然使っていないのでご紹介できません。ごめんなさい)
速い
Windows10、Ubuntu18.04の環境下では Firefox、Chrome(Chromium)、Vivaldiよりも体感で速いです。
起動はもちろんのこと、ページを開く際もサクサクです。
公式のパフォーマンスデータはこちら
シンプル
ホーム画面やUIをとてもシンプルにできます。
ふと調べものをしたいときなどに、ごちゃごちゃ感に煩わされずに済みます。
あと画像がきれい。個人的には、たまにSpaceXの画像が出てくる点がポイント高いです。
基本的な操作感や拡張機能はChromeやVivaldiと同じ
Chromiumベースで開発されているので、大まかな操作等はChromeやVivaldiとほぼほぼ同じです。よってあまり違和感を感じません。
Chromeの拡張機能も使えます。
またVivaldi同様、ユーザーエージェントはChromeとして識別されます。
プライバシー設定がいい感じ
「ブラウザ終了時に履歴もCockie全削除」という設定をしたいときがあるのですが、ChromeやVivaldiだとやりにくいです。
Firefoxだと常時プライベートにすれば簡単なのですが、見境なくブロックするので、Twitterの埋め込みなどは見れなくなってしまいます。
Braveだと「ブラウザ終了時に履歴もCockie全削除」がとても簡単にできて、かつTwitterの埋め込みだけは許可するようにできます。
タブのスイッチング機能が便利
確認した限りではChromeやVivaldiにはない機能です。
アドレスバーに検索ワードを入力した際、開かれているタブに関連するものがある場合には「Switch to this tab」が表示されます。これをクリックすると該当のタブに飛ぶことが出来ます。
タブをたくさん開いているときに探す手間が省けるので便利です。
さくっと検索するブラウザがほしい方はおすすめ!
メインとしていろいろやるには手狭かもしれませんが、軽い検索をする際にはこの上ないブラウザだと思います。
個人的にはPCにおけるFirefox Focus的ポジションのブラウザです。